【2011年パリーグ1stステージ】北海道日本ハムファイターズ-埼玉西武ライオンズ

2011年のパリーグのクライマックスシリーズ1stステージは3位の埼玉西武ライオンズと2位の北海道日本ハムファイターズが対戦した。両チームの対戦は組み合わせは2008年の第2ステージ以来2度目の対戦。1stステージでは初めての対戦となった。

日本ハムvs西武 第1戦

<札幌ドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 H E
西武 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 3 5 9 1
日本ハム 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 6 1

開始14:00 終了17:56 3時間56分 42,063人

勝:牧田(1勝0敗)
負:榊原(0勝1敗)
本:

 

打撃成績

<西武>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(左) 栗山 5 0 0 0 0 0
(二) 3 0 0 0 0 1
上本 1 0 0 0 0 1
阿部 0 0 0 1 0 0
走右 斉藤 0 0 0 0 0 0
(遊) 中島 4 2 0 1 0 1
(三) 中村 4 0 0 1 0 2
(指) フェルナンデス 5 4 3 0 0 1
(一) 浅村 5 1 1 0 0 1
(右) 大崎 4 1 0 0 0 1
平尾 0 0 0 1 0 0
鬼崎 0 0 0 0 0 0
(捕) 銀仁朗 1 0 0 0 0 0
坂田 1 0 0 0 0 1
星孝 2 1 1 0 0 0
(中) 秋山 4 0 0 1 0 1

 

<日本ハム>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 田中 4 0 0 1 0 0
鶴岡 0 0 0 0 0 0
(右) 5 0 0 0 0 2
(中) 糸井 3 2 0 0 0 0
杉谷 0 0 0 1 0 0
ホフパワー 1 0 0 0 0 0
(三) 小谷野 5 3 1 0 0 0
(一) 稲葉 4 1 1 1 0 0
(左) 中田 4 0 0 1 0 0
(指) スケールズ 4 0 0 0 0 1
(遊) 金子誠 3 0 0 0 0 1
加藤政 1 0 0 0 0 0
飯山 0 0 0 0 0 0
(捕) 大野 3 0 0 0 0 0
打二 今浪 1 0 0 0 0 0

投手成績

<西武>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 0/3 涌井 22 6 2 0 3 2
1/3 グラマン 1 0 0 0 0 0
1 2/3 岡本篤 5 0 0 0 1 0
2 ミンチェ 7 0 1 0 0 0
2 牧田 7 0 1 0 0 0

<日本ハム>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 ダルビッシュ 24 4 0 0 7 1
1 増井 4 1 1 0 1 0
1 武田久 6 2 1 0 2 1
1 石井 3 0 0 0 0 0
1/3 榊原 5 2 2 0 0 3
2/3 3 0 1 0 0 0

戦況

先発は日本ハムはダルビッシュ、西武は涌井。1回裏、日本ハムは一死一、二塁から小谷野の適時打、さらに一、二塁から稲葉の適時打で2点を先制。その後は両投手が無得点に抑えていき、試合は6回へ。6回裏、日本ハムは無死一、三塁とチャンスを作るが、涌井を交代させた西武の継投策の前に無得点。すると直後の7回表、西武は一死二塁からフェルナンデスがタイムリーを放ち1点を返す。また、9回表には抑えの武田久を攻め二死一、二塁から浅村が同点適時打を放ち、2年連続でファーストステージ初戦は延長戦に突入。11回表、西武は制球難の榊原を攻め無死満塁とすると、フェルナンデスの2点適時打、さらに一死満塁から途中出場の星孝が犠牲フライを放ち3点を勝ち越し、その裏を10回から登板の牧田が抑え、西武がファイナルステージ進出に王手をかけた。日本ハムはダルビッシュが7回1失点に抑えるも継投策が裏目に。打線も2回以降は無得点に抑えられた。なおダルビッシュは2012年にテキサス・レンジャーズに移籍したため、結果的にこれが日本最後の登板となった。

日本ハムvs西武 第2戦

<札幌ドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
西武 0 0 0 0 1 0 0 1 6 8 13 1
日本ハム 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 7 1

開始14:00 終了17:15 3時間15分 41,926人

勝:西口(1勝0敗)
負:石井(0勝1敗)
本:[西]中村1号(9回3点宮西) [日]ホフパワー1号(4回1点西口)

打撃成績

<西武>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(左) 栗山 5 3 0 0 0 0
(二) 3 1 2 0 0 0
(遊) 中島 3 0 0 2 0 0
(三) 中村 5 2 3 0 0 1
(遊) フェルナンデス 5 2 0 0 0 1
走指 熊代 0 0 0 0 0 0
(一) 浅村 5 2 0 0 0 0
(右) 坂田 3 0 0 0 0 2
大崎 1 1 0 0 0 0
走右 斉藤 0 0 0 0 0 0
(捕) 上本 1 0 0 0 0 0
打捕 星孝 2 0 0 0 0 2
(中) 秋山 3 2 1 1 0 0

<日本ハム>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 田中 4 1 0 0 0 0
(右) 4 2 0 0 0 0
(中) 糸井 3 1 0 0 1 1
(三) 小谷野 3 0 0 1 0 0
(一) 稲葉 4 0 0 0 0 0
(左) 中田 4 0 0 0 0 0
(指) ホフパワー 4 2 1 0 0 1
(遊) 金子誠 3 1 0 0 0 0
加藤政 1 0 0 0 0 1
(捕) 大野 3 0 0 0 0 0
スケールズ 1 0 0 0 0 1

投手成績

<西武>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 0/3 西口 29 6 1 1 1 1
1 石井一 3 0 0 0 1 0
1 牧田 4 1 0 0 2 0

<日本ハム>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 武田勝 18 18 0 0 3 1
2 ウルフ 2 8 0 0 2 0
2/3 石井 2/3 4 2 0 0 0
1 増井 1 9 1 0 1 5
1/3 宮西 1/3 3 0 0 0 1

戦況

第2戦の先発は日本ハムは武田勝、西武は西口。4回表、西武は二死一塁からフェルナンデスが二塁打を放つも、本塁を狙った走者中村が憤死し無得点となる。直後の4回裏、日本ハムはホフパワーのソロ本塁打で先制。しかし西武も5回表に二死二塁から秋山の中前タイムリーですかさず同点とし、そのまま試合は終盤へ。8回表、西武は二死一、二塁とすると中村のライナーを二塁手田中賢が捕球できず、その間に二塁走者秋山が生還し勝ち越し。その裏、日本ハムは無死一、三塁と絶好のチャンスを作るが、ここで西口をリリーフした石井一が糸井を三振、小谷野を三ゴロ、そして稲葉を左飛とクリーンナップを抑えた。そして9回表、西武は4番手増井を攻め二死一、三塁から増井の暴投、原の2点適時二塁打に続き、中村がとどめの3ランを放ち試合を決めた。最後は牧田が連日で登板し0点に抑え、西武が2連勝でファイナルステージ進出を決めた。西口は、ポストシーズン通算10試合目の登板で初勝利を挙げた。
日本ハム梨田監督は、2011年限りでの退任が既に決まっていたため、この試合が日本ハムの監督として最後の試合となった。

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