【2008年セリーグ1stステージ】阪神タイガース-中日ドラゴンズ

2008年のクライマックスシリーズ、セ・リーグのファーストステージは、2位阪神タイガースと3位中日ドラゴンズが京セラドーム大阪で対戦した。前年度の1stステージと同じ顔合わせになったが、2008年は阪神がホームでの開催となった。また、2008年は甲子園球場が改修工事であったため、京セラドーム大阪で行われた。

 

阪神vs中日 第1戦

<京セラドーム大阪>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
中日 1 0 0 0 1 0 0 0 0 2 5 0
阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0

開始18:00 終了20:49 2時間49分 33,824人

勝:川上(1勝0敗)
負:安藤(0勝1敗)
セーブ:岩瀬(1セ)
本:[中]森野1号(6回1点アッチソン)

打撃成績

<中日>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(右) 李炳圭 4 1 0 0 0 1
(二) 荒木 3 1 0 0 0 0
(中)三 森野 4 1 1 0 0 1
(一) T・ウッズ 4 1 1 0 0 1
浅尾 0 0 0 0 0 0
岩瀬 0 0 0 0 0 0
(左) 和田 4 1 0 0 0 2
(三)一 中村紀 3 0 0 1 0 0
(遊) 井端 2 0 0 1 1 0
(捕) 谷繁 4 0 0 0 0 1
(投) 川上 3 0 0 0 0 0
英智 0 0 0 0 0 0

<阪神>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 赤星 4 1 0 0 0 0
(三) 関本 4 1 0 0 0 1
(一) 新井 3 0 0 1 0 1
(左) 金本 3 0 0 1 0 2
(遊) 鳥谷 4 1 0 0 0 0
(右) 3 1 0 0 0 0
高橋光 1 0 0 0 0 0
(捕) 矢野 4 1 0 0 0 2
(二) 平野 3 1 0 0 0 0
浅井 0 0 0 1 0 0
(投) 安藤 1 0 0 0 0 0
桧山 1 0 0 0 0 1
アッチソン 0 0 0 0 0 0
葛城 1 0 0 0 0 0
ウィリアムス 0 0 0 0 0 0
藤川 0 0 0 0 0 0
今岡 1 0 0 0 0 0

投手成績

<中日>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 川上 27 4 2 0 6 0
1 浅尾 5 2 0 0 0 0
1 岩瀬 4 0 1 0 1 0

<阪神>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
安藤 5 20 4 1 0 2 1
アッチソン 2 8 1 1 0 0 1
ウィリアムス 1 3 0 0 0 2 0
藤川 1 4 0 0 1 2 0

戦況

中日は川上、阪神は安藤が先発。中日は1回表にウッズのタイムリーで1点を先制。6回表には先頭の森野が右翼席へ特大のソロホームランを放ち、貴重な2点目を叩き出した。中日は先発川上が走者を出しながらも要所を締め、7回を無失点に抑えると8回裏は浅尾、9回裏は岩瀬とつないで完封リレー。阪神は5回裏に好投の安藤に代えて代打の切り札桧山を起用するなど勝機を見出そうとしたが、タイムリーが出ず9残塁の拙攻。中日が2ndステージ進出に王手をかけた。

阪神vs中日 第2戦

<京セラドーム大阪>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
中日 0 1 0 0 0 1 0 1 0 3 10 0
阪神 4 0 0 0 0 3 0 0 × 7 11 0

開始18:00 終了21:16 3時間16分 33,881人

勝:下柳(1勝0敗)
負:チェン(0勝1敗)
本:[中]森野2号(6回1点下柳) [中]T・ウッズ1号(8回1点久保田) [神]鳥谷(1回3点チェン)、2号(6回1点中田)

打撃成績

<中日>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(右) 李炳圭 4 1 0 1 0 1
(二) 荒木 5 1 0 0 0 1
(中) 森野 4 1 1 0 0 1
(一) T・ウッズ 4 1 1 0 0 0
(左) 和田 2 1 0 2 0 0
(三) 中村紀 4 2 0 0 0 1
(遊) 井端 4 2 1 0 0 0
(捕) 谷繁 2 0 0 1 0 0
(投) チェン 1 1 0 0 0 0
英智 1 0 0 0 0 0
清水昭 0 0 0 0 0 0
中田 0 0 0 0 0 0
齊藤 0 0 0 0 0 0
小池 1 0 0 0 0 0
長峰 0 0 0 0 0 0
立浪 1 0 0 0 0 1

<阪神>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 赤星 3 0 0 1 0 1
(二)三 関本 4 2 0 0 0 1
(一) 新井 4 1 0 0 0 1
(左) 金本 3 1 1 1 0 0
(遊) 鳥谷 4 2 4 0 0 0
(捕) 矢野 4 2 0 0 0 0
(右) 浅井 2 1 0 0 0 1
ウィリアムス 0 0 0 0 0 0
久保田 0 0 0 0 0 0
高橋光 1 0 0 0 0 0
藤川 0 0 0 0 0 0
(三) バルディリス 2 0 0 0 0 0
1 1 0 0 0 0
走右 平野 1 0 0 0 0 1
(投) 下柳 2 0 0 0 0 2
アッチソン 0 0 0 0 0 0
桧山 0 0 0 1 0 0
走二 藤本 1 1 0 0 0 0

投手成績

<中日>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
4 チェン 18 6 1 0 4 4
1 清水昭 4 1 0 0 0 0
1/3 中田 6 3 2 0 0 3
2/3 齊藤 2 0 0 0 2 0
2 長峰 6 1 0 0 1 0

<阪神>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 1/3 下柳 22 5 3 0 2 2
2/3 アッチソン 3 1 0 0 0 0
1 ウィリアムス 5 2 1 0 1 0
1 久保田 5 2 0 0 0 1
1 藤川 3 0 0 0 2 0

戦況

中日はチェン、阪神は下柳が先発。阪神は1回裏に金本のタイムリーで1点を先制すると、続く鳥谷が右翼席へ3ラン本塁打を打ち込みいきなり4点を先制。中日は直後の2回表に井端のタイムリーで1点を返し、6回表には森野の2戦連発となるソロ本塁打で2点差と詰め寄ったが、阪神は6回裏に鳥谷のこの日2本目のホームランなどで計3点を追加し試合を決めた。阪神・岡田監督はポストシーズン初勝利、クライマックスシリーズ最多の11安打7得点を記録した阪神が2003年の日本シリーズ第6戦から続いていたポストシーズンの連敗をようやく9で止め、2ndステージ進出決定は第3戦に持ち込まれた。

阪神vs中日 第3戦

<京セラドーム大阪>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
中日 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 4 3
阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 2

開始18:00 終了20:38 2時間38分 33,021人

吉見(1勝0敗)
負:藤川(0勝1敗)
セーブ:岩瀬(2セ)
本:[中]T・ウッズ2号(9回2点藤川)

打撃成績

<中日>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(右) 李炳圭 0 0 0 0 1 0
走右 小池 2 0 0 0 0 0
立浪 1 1 0 0 0 0
走中 英智 0 0 0 0 0 0
(二) 荒木 2 0 0 0 0 0
(中)三 森野 4 0 0 0 0 1
(一) T・ウッズ 3 1 2 1 0 1
岩瀬 0 0 0 0 0 0
(左) 和田 4 1 0 0 0 0
(三)一 中村紀 4 0 0 0 0 2
(遊) 井端 3 1 0 0 0 0
(捕) 谷繁 3 0 0 0 0 1
(投) 吉見 3 0 0 0 0 1
平田 0 0 0 0 0 0

<阪神>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 赤星 4 2 0 0 0 1
(三) 関本 4 0 0 0 0 0
(一) 新井 4 0 0 0 0 0
(左) 金本 4 0 0 0 0 0
(遊) 鳥谷 4 0 0 0 0 1
(右) 葛城 3 1 0 0 0 1
藤本 0 0 0 0 0 0
(捕) 矢野 3 1 0 0 0 0
(二)右 平野 3 0 0 0 0 0
(投) 岩田 2 0 0 0 0 1
桧山 1 0 0 0 0 1
藤川 0 0 0 0 0 0

投手成績

<中日>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
8 吉見 29 4 0 0 4 0
1 岩瀬 3 0 0 0 1 0

<阪神>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
8 岩田 27 1 1 1 6 0
1 藤川 6 3 0 0 0 2

戦況

中日の先発は吉見、阪神は磐田が先発。両投手の投げ合いが続き、試合は両チーム無得点のまま9回に入る。阪神は8回裏に中日打線をわずか1安打に抑えていた岩田に代打桧山を送ったため、9回表から藤川がマウンドに上がるが、中日は先頭の代打立浪が中前打で出塁、藤川のワイルドピッチなどで2死3塁となり、ウッズが藤川のオール直球の6球目を左中間席に2ランホームランを放ち、ついに均衡を破ると、9回裏は岩瀬がこの試合無安打のクリーンナップを3者凡退に抑えゲームセット。中日が2年連続で第2ステージ進出を決め、阪神はV逸の責任を取り退任する岡田監督の花道を飾れなかった。

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