【2015年パリーグファイナルステージ】福岡ソフトバンクホークス-千葉ロッテマリーンズ

2015年のパリーグのクライマックスシリーズファイナルステージは3位の千葉ロッテマリーンズとパリーグ優勝の福岡ソフトバンクホークスが対戦した。両チームの対戦は2007年(1stステージ)、2010年(ファイナルステージ)、に続き3回目となった。(プレーオフ時代除く)

ソフトバンクvsロッテ 第1戦

<ヤフオクドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 H E
ロッテ 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 7 0
ソフトバンク 0 0 2 0 0 0 0 0 0 3 9 0

開始18:00 終了21:43 3時間43分 37,360人

勝:五十嵐(1勝0敗)
負:内(0勝1敗)
本:[ソ]柳田1号(3回2点大嶺裕)

打撃成績

<ロッテ>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 伊志嶺 4 2 0 1 0 1
岡田 0 0 0 0 0 0
(左) 角中 5 1 0 0 0 2
(右) 清田 5 2 2 0 0 0
(一) 福浦 4 0 0 1 0 3
(指) デスパイネ 1 0 0 3 0 1
走指 萩野 1 0 0 0 0 0
(二) クルーズ 4 0 0 0 0 1
(三) 今江 4 1 0 0 0 1
(遊) 鈴木 4 0 0 0 0 1
(捕) 田村 4 1 0 0 0 1

<ソフトバンク>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(一) 明石 4 1 0 0 0 1
(二) 川島 3 1 0 0 0 1
長谷川 1 1 0 0 0 0
本多 0 0 0 0 0 0
(中) 柳田 4 1 2 1 0 1
(左) 内川 5 3 1 0 0 0
(指) 李大浩 4 1 0 0 0 0
(三) 松田 3 0 0 1 0 2
(右) 中村晃 3 0 0 0 0 1
(遊) 今宮 4 1 0 0 0 1
(捕) 高谷 1 0 0 1 0 0
吉村 1 0 0 0 0 0
細川 0 0 0 0 0 0
上林 1 0 0 0 0 1

投手成績

<ロッテ>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
3 大嶺裕 15 6 1 0 1 2
2 藤岡 8 1 1 0 2 0
1 増田 3 0 0 0 1 0
1 1/3 松永 4 0 0 0 2 0
1 2/3 大谷 5 0 0 0 1 0
1/3 5 2 1 0 1 1

<ソフトバンク>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
4 1/3 武田 21 5 3 0 6 2
1 2/3 千賀 6 0 1 0 3 0
2 バリオス 7 1 1 0 0 0
2 サファテ 4 1 0 0 1 0
1 五十嵐 3 0 0 0 1 0

戦況

ソフトバンクは武田、ロッテは大嶺の先発で始まった。ロッテは3回表に2死1.2塁から清田の2点タイムリーツーベースで2点を先制する。ソフトバンクはその裏、1死2塁から柳田の1号2ラン本塁打で同点に追いつく。その後は両チームとも投手陣の好投で得点が入らず延長戦に入った。10回裏ソフトバンクは1死満塁のチャンスを作ると内川がタイムリーを打ちソフトバンクがサヨナラ勝ちして初戦を取った。ロッテはクライマックスシリーズのソフトバンク戦の初戦はファーストステージも含めて4度目で初めての黒星となった。

ソフトバンクvsロッテ 第2戦

<ヤフオクドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
ロッテ 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 5 0
ソフトバンク 0 1 0 0 0 5 0 0 × 6 9 0

開始18:00 終了20:59 2時間59分 37,603人

勝:バンデンハーク(1勝0敗)
負:古谷(0勝1敗)
本:[ソ]李大浩1号(2回1点古谷)

打撃成績

<ロッテ>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 伊志嶺 4 1 0 0 0 0
(左) 角中 4 1 0 0 0 1
(右) 清田 2 0 0 1 1 0
(指) デスパイネ 4 0 0 0 0 2
(一) 井口 3 0 0 1 0 1
高濱 0 0 0 0 0 0
(二) クルーズ 4 0 0 0 0 0
(遊) 鈴木 4 1 0 0 0 0
(三) 今江 3 0 0 0 0 1
中村 1 0 0 0 0 1
(捕) 田村 3 2 1 0 0 0

<ソフトバンク>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 川島 3 1 0 0 0 0
打二 本多 1 0 0 0 0 0
(遊) 今宮 3 1 0 0 0 0
(中) 柳田 4 1 0 0 0 0
(左) 内川 4 1 2 0 0 0
福田 0 0 0 0 0 0
(指) 李大浩 4 2 2 0 0 1
(三) 松田 3 0 0 0 1 0
(右)左 中村晃 3 2 0 0 0 0
(一) 吉村 3 1 2 0 0 1
走一 明石 0 0 0 0 0 0
(捕) 高谷 2 0 0 0 0 0
長谷川 1 0 0 0 0 1
細川 0 0 0 0 0 0

投手成績

<ロッテ>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 2/3 古谷 22 6 0 0 1 4
0/3 増田 4 3 0 1 0 2
1 1/3 香月良 4 0 0 0 1 0
1 金森 3 0 0 0 1 0

<ソフトバンク>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 バンデンハーク 25 5 1 1 5 1
1 3 0 0 0 0 0
1 五十嵐 4 0 1 0 0 0
1 寺原 3 0 0 0 1 0

戦況

ソフトバンクはシーズン負けなしのバンデンハーク、ロッテは古谷が先発。2回裏、ソフトバンクは1死から李大浩の1号ソロ本塁打で1点を先制。ロッテは4回表、2死2塁から田村のタイムリーで同点に追いつくも、6回裏にソフトバンクは2死1.2塁から内川の2点タイムリーツーベース、さらに李大浩のタイムリー、2死満塁から吉村の2点タイムリーで一挙5点を入れて勝ち越しに成功。ソフトバンクはそのままロッテの反撃を抑えて勝利。ソフトバンクが2年連続での日本シリーズ進出に王手を賭けた。ロッテは連敗で後がなくなった。

ソフトバンクvsロッテ 第3戦

<ヤフオクドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
ロッテ 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 4 0
ソフトバンク 0 0 3 0 0 0 0 0 × 3 8 0

開始18:00 終了20:53 2時間53分 37,235人

勝:中田(1勝0敗)
負:石川(0勝1敗)
セーブ:サファテ(1セ)
本:[ソ]李大浩2号(3回2点石川)

打撃成績

<ロッテ>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(左) 萩野 4 0 0 0 0 0
吉田 0 0 0 0 0 0
(中)左 伊志嶺 3 0 0 0 0 1
デスパイネ 1 0 0 0 0 0
(右) 清田 3 0 0 1 0 0
(指) 角中 4 2 0 0 0 2
(一) 福浦 2 0 0 1 0 0
(二) クルーズ 3 1 0 0 0 1
中村 0 0 0 0 0 0
(三) 今江 3 1 0 0 0 1
(遊) 鈴木 3 0 1 0 0 1
(捕) 田村 2 0 0 0 0 1
打中 岡田 1 0 0 0 0 0

<ソフトバンク>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二)一 明石 4 2 0 0 0 0
(遊) 今宮 3 1 0 0 0 0
(中) 柳田 4 0 0 0 0 0
(左) 内川 3 1 1 0 0 0
(指) 李大浩 4 2 2 0 0 2
(三) 松田 3 1 0 0 0 1
(右) 中村晃 1 1 0 1 0 0
(一) 吉村 3 0 0 0 0 1
本多 0 0 0 0 0 0
(捕) 高谷 2 0 0 0 0 0
川島 1 0 0 0 0 0
細川 0 0 0 0 0 0

投手成績

<ロッテ>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 2/3 石川 24 7 0 1 3 3
1 1/3 松永 5 1 1 0 0 0
1 大谷 3 0 0 0 1 0

<ソフトバンク>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 0/3 中田 23 4 2 0 5 1
2 千賀 5 0 0 0 1 0
1 サファテ 3 0 0 0 1 0

戦況

ソフトバンクは中田、ロッテは石川が先発した。ソフトバンクは3回裏、2死2塁から内川のタイムリー、さらに2死1塁から李大浩の2号2ランで3点を先制する。ロッテは5回表に1死1.3塁から、鈴木の二塁ゴロの間に三塁走者クルーズが生還し1点を返した。ソフトバンク先発の中田は6回0/3を1失点に抑える好投を見せ、リリーフ陣も千賀が7.8回を無失点に抑え、9回はサファテが締めた。ソフトバンクが負けなしの3連勝で2年連続で日本シリーズ進出を決め、プレーオフ、クライマックスシリーズで苦しめられていたロッテに雪辱を果たすことに成功した。ロッテは2005年、2010年と「5年周期」での日本シリーズ進出とはならず、CSでのソフトバンク戦4度目にして初めて敗退した。

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