【2009年セリーグ1stステージ】中日ドラゴンズ-東京ヤクルトスワローズ

2009年のクライマックスシリーズ、セ・リーグのファーストステージは、2位中日ドラゴンズと3位東京ヤクルトスワローズがナゴヤドームで対戦した。セリーグのCSがナゴヤドームで行われるのは2007年に続いて2回目。また、ヤクルトはクライマックスシリーズ初進出となり、この2球団が対戦するのももちろん初めてである。

中日vsヤクルト 第1戦

<ナゴヤドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 3 0 0 3 5 0
中日 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2 8 0

開始18:01 終了21:25 3時間24分 38,391人

勝:石川(1勝0敗)
負:チェン(0勝1敗)
セーブ:林昌勇(1セ)
本:[ヤ]デナント1号(7回2点チェン) [中]和田1号(4回1点石川)

打撃成績

<ヤクルト>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(左) 福地 4 0 0 0 0 1
(二) 田中浩 4 1 0 0 0 2
(遊) 宮本 4 0 0 0 0 0
(中) 青木 4 2 1 0 0 0
(一) デナント 3 1 2 1 0 2
ユウイチ 0 0 0 0 0 0
(右) ガイエル 4 1 0 0 0 1
(三) 畠山 3 0 0 0 0 1
吉本 0 0 0 0 0 0
(捕) 川本 2 0 0 1 0 2
(投) 石川 2 0 0 0 0 1
野口 1 0 0 0 0 0
押本 0 0 0 0 0 0
五十嵐 0 0 0 0 0 0
林昌勇 0 0 0 0 0 0

<中日>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 井端 4 1 1 1 0 1
(二) 荒木 3 0 0 1 0 0
(三) 森野 4 1 0 0 0 0
(一) ブランコ 4 1 0 0 0 0
(左) 和田 3 2 1 1 0 0
(捕) 谷繁 4 0 0 0 0 3
(右) 藤井 4 3 0 0 0 0
(中) 英智 1 0 0 0 0 0
(投) チェン 2 0 0 0 0 0
押本 1 0 0 0 0 0
浅尾 0 0 0 0 0 0
高橋 0 0 0 0 0 0
立浪 1 0 0 0 0 0

投手成績

<ヤクルト>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 石川 25 7 1 0 2 2
1 押本 3 0 0 0 1 0
2/3 五十嵐 4 0 2 0 0 0
1 1/3 林昌勇 5 1 0 0 1 0

<中日>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 チェン 27 5 2 0 8 3
1 浅尾 3 0 0 0 1 0
1 高橋 3 0 0 0 1 0

戦況

ヤクルトは石川、中日はチェンが先発。中日が4回裏に和田のソロホームランで先制し、さらに5回裏に井端のタイムリーでリードを2点に広げる。先発のチェンも6回表まで無失点の好投を見せるが、ヤクルトは7回表、青木のタイムリーで1点差とすると、続くデントナの2ラン本塁打で逆転。このリードをリリーフ陣が守りきり、ヤクルトがポストシーズンゲーム初勝利で第2ステージ進出に王手をかけた。シーズン勝率.497のヤクルトが勝ったことで、勝率が5割に満たないチームが初めてクライマックスシリーズで勝利することになった。(パ・リーグのプレーオフでは2005年の西武ライオンズがシーズン勝率.4935だったが、第1ステージで2連敗し、敗退している。)

中日vsヤクルト 第2戦

<ナゴヤドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
ヤクルト 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 7 2
中日 1 1 0 0 0 0 1 0 0 3 7 1

開始18:00 終了21:18 3時間18分 38,171人

勝:吉見(1勝0敗)
負:館山(0勝1敗)
セーブ:岩瀬(1セ)
本:[ヤ]川本1号(2回2点吉見) [中]谷繁(2回1点館山)

打撃成績

<ヤクルト>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(東) 福池 4 0 0 0 0 0
(二) 田中浩 4 2 0 0 0 0
(三) 宮本 3 1 0 0 0 0
(中) 青木 4 0 0 0 0 0
(一) デントナ 4 1 0 0 0 1
(右) ガイエル 2 1 0 2 0 1
(遊) 鬼崎 2 1 0 0 0 0
畠山 1 0 0 0 0 0
(捕) 川本 3 1 2 0 0 0
(投) 館山 3 0 0 0 0 1
李恵踐 0 0 0 0 0 0
押本 0 0 0 0 0 0

<中日>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 井端 4 2 0 0 0 0
(二) 荒木 3 1 1 0 0 1
(三) 森野 3 0 0 1 0 1
(一) ブランコ 4 0 0 0 0 2
(左) 和田 4 2 1 0 0 0
(右) 井上 3 0 0 0 0 0
平田 1 0 0 0 0 0
(中) 藤井 4 0 0 0 0 0
(捕) 谷繁 3 2 1 0 0 1
(投) 吉見 2 0 0 0 0 2
浅尾 0 0 0 0 0 0
岩瀬 0 0 0 0 0 0

投手成績

<ヤクルト>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 2/3 館山 29 6 1 0 6 2
1/3 李恵踐 1 0 0 0 1 0
1 押本 4 1 0 0 0 0

<中日>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
8 吉見 31 7 1 0 2 2
1/3 浅尾 1 0 0 0 1 0
2/3 岩瀬 2 0 1 0 0 0

戦況

ヤクルトは館山、中日は吉見が先発。中日は1回裏に1死満塁から和田の遊ゴロの間に1点を先制。ヤクルトは2回表に川本の2ラン本塁打で逆転するも、中日は2回裏に谷繁のソロ本塁打ですぐさま同点に。その後は最多勝を分け合った吉見と館山の投げ合いとなったが、中日は7回裏に荒木が館山から勝ち越し打を放つと、このリードを浅尾、岩瀬のリレーで守りきった。中日は逆王手、勝負は第3戦で決することになった。ヤクルトはこの日高木、ユウキ、野口のA型インフルエンザ感染がわかり、厳しいゲームを強いられることになった。

中日vsヤクルト 第3戦

<ナゴヤドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
ヤクルト 1 0 0 0 0 0 0 2 1 4 11 0
中日 0 0 2 0 3 0 0 2 × 7 16 0

開始18:00 終了22:03 4時間3分 32,897人

勝:中田(1勝0敗)
負:由規(0勝1敗)
本:[中]和田2号(3回2点由規)

打撃成績

<ヤクルト>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(左) 福地 4 2 0 1 0 0
(二) 田中浩 5 3 1 0 0 0
(遊)三 宮本 5 2 0 0 0 0
(中) 青木 4 2 2 1 0 1
(一) デントナ 3 1 1 1 0 0
三輪 0 0 0 0 0 0
吉本 0 0 0 0 0 0
(右) ガイエル 3 0 0 1 0 2
(三) 畠山 3 1 0 0 0 2
押本 0 0 0 0 0 0
志田 1 0 0 0 0 0
五十嵐 0 0 0 0 0 0
(捕) 相川 3 0 0 0 0 1
(投) 由規 1 0 0 0 0 1
ユウイチ 1 0 0 0 0 1
松井 0 0 0 0 0 0
吉川 0 0 0 0 0 0

<中日>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 井端 3 0 0 1 0 1
(二) 荒木 5 1 0 0 0 1
(三) 森野 4 1 0 1 0 1
(一) ブランコ 4 3 0 1 0 1
(左) 和田 5 3 2 0 0 1
(右) 野本 4 2 0 0 0 1
浅尾 0 0 0 0 0 0
平田 1 1 1 0 0 0
岩瀬 0 0 0 0 0 0
(中)右 藤井 4 2 1 1 0 0
(捕) 谷繁 3 1 1 2 0 0
(投) 中田 1 0 0 0 0 1
立浪 1 1 2 0 0 0
小池 0 0 0 0 0 0
河原 0 0 0 0 0 0
小林正 0 0 0 0 0 0
山井 0 0 0 0 0 0
井上 1 1 0 0 0 0
走中 英智 1 0 0 0 0 0

投手成績

<ヤクルト>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
4 由規 22 7 4 0 5 2
1/3 松井 5 4 0 0 0 3
1 2/3 吉川 8 2 1 0 1 0
1 押本 4 1 0 0 0 0
1 五十嵐 6 2 1 0 1 2

<中日>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 中田 20 4 2 0 4 1
2/3 河原 3 0 1 0 0 0
1/3 小林正 1 0 0 0 1 0
1 山井 3 0 0 0 2 0
1 浅尾 7 4 1 0 0 2
1 岩瀬 6 3 0 0 2 1

戦況

ヤクルトは由規、中日は中田が先発。ヤクルトは1回表に青木のタイムリーで先制。対する中日は3回裏に和田の2ラン本塁打で逆転。ヤクルトは5回表、2死2塁から田中のヒットで畠山が本塁突入も野本のバックホームによりアウトとなり、同点とはならず。逆に中日は5回裏に谷繁の適時打、立浪の2点適時打でリードを4点に広げる。ヤクルトは8回表に青木、デントナの連続適時打で2点差とするも、中日は8回裏に平田、藤井の連続適時打でまたもや突き放す。ヤクルトは9回表2死から3連打を放ち、田中のタイムリーで岩瀬を攻め立てるが、最後は青木が三振で試合終了。中日が逆転で第2ステージ進出を決めた。

コメント