【2009年パリーグ1stステージ】東北楽天ゴールデンイーグルス-福岡ソフトバンクホークス

2009年のパリーグのクライマックスシリーズ1stステージは3位の福岡ソフトバンクホークスと2位の東北楽天ゴールデンイーグルスが対戦した。楽天は球団創設以来初のクライマックスシリーズ進出で、もちろん両チームの対戦はCSでは初の組み合わせとなっており、東北・仙台でのCS開催も初となった。

楽天vsソフトバンク 第1戦

<クリネックススタジアム宮城>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
ソフトバンク 0 0 0 4 0 0 0 0 0 4 6 2
楽天 3 0 4 0 0 3 1 0 × 11 12 1

開始18:00 終了21:00 3時間0分 21,303人

勝:岩隈(1勝0敗)
負:杉内(0勝1敗)
本:[楽]高須1号(1回1点杉内) [楽]セギノール1号(1回2点杉内) [楽]中島1号(3回2点杉内) [楽]山崎武1号(7回1点佐藤)

 

打撃成績

<ソフトバンク>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 本多 3 0 0 0 0 1
(遊) 川崎 3 1 0 1 0 0
(三) 松田 4 1 0 0 0 1
(一) 小久保 3 0 0 1 0 2
(指) オーティズ 4 1 2 0 0 1
(中) 長谷川 4 0 0 0 0 1
(捕) 田上 4 1 0 0 0 1
(右) 明石 4 1 0 0 0 0
(左) 吉川 3 1 0 0 0 0

<楽天>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 高須 3 2 1 1 0 0
走二 小坂 1 0 0 0 0 0
(遊) 渡辺直 4 1 2 0 0 1
(中) 鉄平 3 1 1 1 0 0
(指) 山崎武 3 1 1 1 0 2
(一) セギノール 3 1 3 0 0 0
牧田 0 0 0 0 0 0
(左) 中島 3 2 2 0 0 0
走左 聖澤 1 1 0 0 0 0
(三) 草野 4 1 1 0 0 0
(右)一 宮出 3 1 0 1 0 1
(捕) 藤井 4 1 0 0 0 1

投手成績

<ソフトバンク>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
2 2/3 杉内 15 5 2 0 2 7
2 2/3 大隣 10 3 0 0 3 1
1/3 藤岡 4 2 1 0 0 1
1/3 森福 1 0 0 0 0 0
1 佐藤 4 2 0 0 0 1
1 三瀬 4 0 1 0 0 0

<楽天>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
9 岩隈 35 6 2 0 7 2

戦況

ソフトバンクは杉内、楽天は岩隈が先発。楽天が初回、高須の先頭打者本塁打で先制。するとそのまま勢いに乗り、3回までに3本塁打と2本のタイムリー二塁打で7得点とソフトバンク先発の杉内を早々にノックアウト。投げては楽天先発の岩隈が4回に4失点を喫するも9回まで投げきり完投勝利。楽天は球団創設5年目で初のポストシーズンゲームを勝利で飾り、第二ステージ進出へ王手をかけた。ソフトバンクは杉内の不調に加え、多村が試合直前に腰痛でベンチを外れるというハプニングもあり、また守備の乱れもあった。ソフトバンクは2005年のプレーオフから初戦5連敗となった。

楽天vsソフトバンク 第1戦

<クリネックススタジアム宮城>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 7 0
楽天 0 0 0 1 3 0 0 0 × 4 8 1

開始13:00 終了15:47 2時間47分 21,388人

勝:田中(1勝0敗)
負:ホールトン(0勝1敗)
本:[楽]山崎武2号(5回3点ホールトン)

打撃成績

<ソフトバンク>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 本多 4 2 0 0 0 1
(遊) 川崎 4 0 0 0 0 2
(左) オーティズ 4 0 0 0 0 2
(一) 小久保 4 2 0 0 0 0
(中) 長谷川 4 2 0 0 0 1
(捕) 田上 4 0 0 0 0 2
(三) 明石 4 1 0 0 0 0
(指) 松田 4 0 0 0 0 0
打指 森本 2 0 0 0 0 1
(指) 小斉 1 0 0 0 0 0

<楽天>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 高須 3 0 0 0 0 0
小坂 0 0 0 0 0 0
(遊) 渡辺直 4 1 0 0 0 0
(中) 鉄平 3 2 0 1 0 0
(指) 山崎武 4 1 3 0 0 1
(一) セギノール 4 1 0 0 0 0
宮出 0 0 0 0 0 0
(三) 草野 4 0 0 0 0 1
(左) 中村真 4 1 1 0 0 1
牧田 0 0 0 0 0 0
(捕) 中谷 3 2 0 0 0 0
(右) 聖澤 2 0 0 1 0 2

投手成績

<ソフトバンク>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 ホールトン 23 6 2 0 2 4
1 森福 4 1 0 0 2 0
2 攝津 7 1 0 0 1 0

<楽天>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
9 田中 35 7 0 0 9 0

戦況

ソフトバンクはホールトン、楽天は田中が先発。両投手の投げ合いが続き、3回まで両チームとも無失点で試合は進む。4回に楽天が中村真のタイムリーで先制すると、続く5回には山崎武が3ランを放ち、試合を有利に進めた。楽天先発の田中は危なげないピッチングでソフトバンク打線をエラー絡みの1失点に抑え、前日の岩隈に続く完投勝利。楽天は2連勝で第2ステージ進出を決め、ソフトバンクはダイエー時代から5回連続でポストシーズンゲームの敗退となった。山崎武は40代では初となるポストシーズン2試合連続本塁打を達成した。

コメント