【2011年セリーグ1stステージ】ヤクルトスワローズ-読売ジャイアンツ

2011年のクライマックスシリーズ、セ・リーグのファーストステージは、2位ヤクルトスワローズと3位読売ジャイアンツが神宮球場で対戦した。ヤクルトがCSに進出するのは2009年以来2回目。この両チームがCSで対戦するのは初めてであった。

ヤクルトvs巨人 第1戦

<神宮球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
巨人 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2 8 1
ヤクルト 0 0 0 0 1 2 0 0 × 3 8 0

開始18:31 終了21:59 3時間28分 32,339人

勝:村中(1勝0敗)
負:高木(0勝1敗)
セーブ:村昌勇(1セ)
本:[巨]大村1号(9回1点村中)

打撃成績

<巨人>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 坂本 5 2 0 0 0 0
(二) 寺内 3 0 0 0 0 3
(中) 長野 4 1 0 0 0 1
(捕) 阿部 2 0 0 2 0 1
(左) ラミレス 4 1 0 0 0 0
(一) 小笠原 4 2 0 0 0 2
(右) 高橋由 4 1 1 0 0 2
(三) 古城 3 0 0 0 0 1
1 0 0 0 0 0
(投) 澤村 2 0 0 0 0 0
矢野 1 0 0 0 0 0
高木 0 0 0 0 0 0
西村 0 0 0 0 0 0
東野 0 0 0 0 0 0
大村 1 1 1 0 0 0

<ヤクルト>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(左) 上田 4 0 0 0 0 1
(二) 田中 4 2 0 0 0 1
(中) 青木 4 0 0 0 0 2
(一) 畠山 3 0 0 1 0 0
武内 0 0 0 0 0 0
(三) 宮本 3 0 1 0 0 0
(右) バレンティン 3 1 1 0 0 2
(遊) 森岡 3 2 0 0 0 0
(捕) 相川 3 2 0 0 0 0
(投) 館山 1 0 0 0 0 1
藤本 1 1 1 0 0 0
村中 0 0 0 0 0 0
林昌勇 0 0 0 0 0 0

投手成績

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 澤村 18 5 0 0 5 1
1/3 高木 3 1 0 0 0 0
1 2/3 西村 8 2 1 0 1 0
1 東野 3 0 0 0 1 0

<ヤクルト>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 館山 23 6 2 0 7 1
3 2/3 村中 13 2 0 0 3 1
1/3 林昌勇 1 0 0 0 0 0

戦況

巨人の先発は澤村、ヤクルトは館山が先発。巨人が4回表一死一・三塁から高橋由のタイムリーで先制するが、ヤクルトは5回裏二死一・二塁から代打・藤本のタイムリーで同点に追いつく。また、6回裏には一死満塁から宮本の犠飛、続くバレンティンのタイムリーで勝ち越しに成功。6回からは2番手で登板した先発要員の村中が好投、最後は守護神・林昌勇が締めて勝利。ファイナルステージ進出に王手をかけた。巨人はファイナルステージを見越して先発・澤村を5回で降板させたが、その直後に守備のミスから失点。最終回に大村の本塁打で1点差まで追い上げたが、反撃もここまでだった。

ヤクルトvs巨人 第2戦

<神宮球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
巨人 0 0 0 1 1 0 0 0 4 6 9 0
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 1 2 7 0

開始18:30 終了21:54 3時間24分 32,148人

勝:内海(1勝0敗)
負:石川(0勝1敗)
本:[巨]阿部1号(4回1点石川)

打撃成績

<巨人>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 坂本 3 0 0 1 0 0
(二) 寺内 5 1 1 0 0 2
(中) 長野 4 0 0 0 0 2
久保 1 0 0 0 0 1
西村 0 0 0 0 0 0
(捕) 阿部 4 3 1 0 0 0
(左) ラミレス 3 0 0 0 0 2
橋本 0 0 0 0 0 0
(一) 小笠原 4 0 0 0 0 1
(右) 3 1 0 0 0 1
東野 0 0 0 0 0 0
山口 0 0 0 0 0 0
鈴木 1 1 0 0 0 0
(三) 古城 3 1 0 1 0 1
(投) 内海 1 1 1 0 0 0
亀井 0 0 0 1 0 0
高橋由 1 1 3 0 0 0
走右 矢野 0 0 0 0 0 0

<ヤクルト>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(左)右 上田 5 0 0 0 0 0
(二) 田中 4 1 0 0 0 1
(中) 青木 4 1 0 0 0 1
(一) 畠山 3 1 0 1 0 0
(三) 宮本 4 0 0 0 0 1
(右) バレンティン 1 0 0 2 0 1
走左 三輪 0 0 0 0 0 0
福地 1 0 0 0 0 0
(遊) 森岡 3 1 0 0 0 0
(捕) 相川 4 1 0 0 0 1
(投) 石川 0 0 0 0 0 0
押本 0 0 0 0 0 0
川本 1 1 1 0 0 0
増渕 0 0 0 0 0 0
藤本 0 0 0 0 0 0
野口 1 0 0 0 0 1
松岡 0 0 0 0 0 0
林昌勇 0 0 0 0 0 0
松井光 0 0 0 0 0 0
ホワイトセル 1 1 1 0 0 0

投手成績

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 内海 23 4 2 0 4 1
2/3 東野 3 0 1 0 0 0
1 山口 5 2 0 0 1 0
2/3 久保 2 0 0 0 0 0
2/3 西村 4 2 0 0 1 1

<ヤクルト>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
4 2/3 石川 18 4 0 0 6 2
1/3 押本 1 0 0 0 0 0
2 増渕 7 1 0 0 2 0
1 松岡 4 0 1 0 1 0
2/3 林昌勇 6 3 1 0 0 4
1/3 松井光 3 1 1 0 1 0

戦況

巨人は内海、ヤクルトは石川が先発。巨人が4回表に阿部のソロホームランで先制すると、5回表には一死一・三塁から内海がスクイズバントを成功させて追加点を奪う。対するヤクルトは5回裏二死三塁から代打・川本の適時打で1点差として終盤へ。巨人は9回表、高橋由の満塁走者一掃の適時二塁打と寺内の適時打で4点を奪い、試合を決めた。巨人先発の内海は6回を投げて被安打3、1失点の好投。ヤクルトは5番手で登板した守護神・林昌勇の乱調が誤算。対戦成績は1勝1敗のタイとなり、ファイナルステージ進出決定は第3戦に持ち越されることとなった。

ヤクルトvs巨人 第3戦

<神宮球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
巨人 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 6 2
ヤクルト 0 0 1 9 9 9 1 1 × 3 7 0

開始18:30 終了21:21 2時間51分 31,687人

勝:赤川(1勝0敗)
負:ゴンザレス(0勝1敗)
セーブ:村中(1セ)
本:[巨]小笠原1号(9回1点村中) [ヤ]相川1号(3回1点ゴンザレス)

打撃成績

<巨人>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 坂本 4 0 0 0 0 1
(二) 寺内 3 0 0 0 0 2
矢野 1 0 0 0 0 0
脇谷 0 0 0 0 0 0
(中) 長野 4 1 0 0 0 1
(捕) 阿部 3 0 0 1 0 1
(左) ラミレス 3 0 0 1 0 1
(一) 小笠原 4 1 1 0 0 1
(右) 4 0 0 0 0 0
(三)二 古城 3 3 0 0 0 0
高橋由 1 0 0 0 0 1
(投) ゴンザレス 1 1 0 0 0 0
山口 0 0 0 0 0 0
越智 0 0 0 0 0 0

<ヤクルト>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 青木 4 2 0 0 0 0
(二) 田中 4 0 0 0 0 0
(一) ホワイトセル 2 1 0 0 0 1
福地 2 1 1 0 0 0
(左)一 畠山 4 0 0 0 0 1
(三) 宮本 3 1 0 0 0 0
(右) バレンティン 3 0 0 0 0 0
上田 0 0 0 0 0 0
村中 0 0 0 0 0 0
(遊) 森岡 3 1 1 0 0 0
(捕) 相川 3 1 1 0 0 0
(投) 赤川 2 0 0 0 0 1
押本 0 0 0 0 0 0
飯原 1 0 0 0 0 0

投手成績

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 2/3 ゴンザレス 24 4 0 0 2 1
1 山口 6 3 0 0 0 0
1/3 越智 1 0 0 0 1 0

<ヤクルト>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 2/3 赤川 27 5 2 0 5 0
1/3 押本 1 0 0 0 1 0
2 村中 7 1 0 0 2 1

戦況

巨人はゴンザレス、ヤクルトは赤川が先発。ヤクルトが3回裏に相川のソロ本塁打で先制。さらに7回裏二死二塁から森岡のタイムリーで追加点を挙げると、8回裏にも二死二塁から福地のタイムリーで追加点を挙げ、3投手の継投で逃げ切った。ヤクルト先発の赤川は6回2/3を被安打5・無失点の好投。巨人は第1戦同様に失策絡みで終盤に失点。最終回に小笠原のソロ本塁打で1点を返したものの、反撃が遅すぎた。ヤクルトは2回目のCSで初のファイナルステージ進出。逆に巨人は初のファーストステージ敗退となった。

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