【2013年セリーグ1stステージ】阪神タイガース-広島東洋カープ

2013年のクライマックスシリーズ、セ・リーグのファーストステージは、2位阪神タイガースと3位広島東洋カープが阪神甲子園球場で対戦した。広島東洋カープは初めてのクライマックスシリーズ出場。阪神タイガースは2010年シーズン以来のクライマックスシリーズ出場となった。

阪神vs広島 第1戦

<阪神甲子園球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
広島 0 0 0 1 3 0 0 0 4 8 13 0
阪神 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 5 1

開始14:00 終了17:34 3時間34分 46,923人

勝:前田健(1勝0敗)
負:藤浪(0勝1敗)
本:[広]キラ1号(5回3点藤浪) [広]丸1号(9回1点筒井) [広]岩本1号(9回3点玉置)

打撃成績

<広島>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中)右 5 1 1 0 0 1
(二) 菊池 5 3 0 0 0 0
(遊) 4 1 0 1 0 1
走三 上本 0 0 0 0 0 0
(一) キラ 4 3 3 1 0 1
走中 赤松 0 0 0 0 0 0
(右) 松山 3 1 1 0 0 0
打右 廣瀬 1 0 0 0 0 1
打一 岩本 1 1 3 0 0 0
(左) エルドレッド 3 0 0 0 0 1
天谷 2 0 0 0 0 0
(捕) 石原 5 1 0 0 0 3
(三)遊 木村 4 0 0 0 0 1
(投) 前田健 3 2 0 0 0 1
下水流 1 0 0 0 0 1
永川勝 0 0 0 0 0 0
ミコライオ 0 0 0 0 0 0

<阪神>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 西岡 4 0 0 0 0 1
(三) 4 1 0 0 0 1
(遊) 鳥谷 4 1 0 0 0 0
(左) マートン 4 0 0 0 0 1
(中) 福留 3 0 0 1 0 1
(中) 今成 3 1 1 1 0 1
(一) 新井貴 3 1 0 0 0 1
(捕) 藤井彰 1 0 0 0 0 1
柴田 1 1 0 0 0 0
久保 0 0 0 0 0 0
ボイヤー 0 0 0 0 0 0
加藤 0 0 0 0 0 0
桧山 1 0 0 0 0 0
筒井 0 0 0 0 0 0
玉置 0 0 0 0 0 0
(投) 藤浪 1 0 0 0 0 1
打捕 日高 2 0 0 0 0 0

投手成績

<広島>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 前田健 27 5 2 0 5 1
1 永川勝 3 0 0 0 1 0
1 ミコライオ 3 0 0 0 2 0

<阪神>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 藤浪 23 7 1 0 6 4
1 久保 3 0 0 0 2 0
2/3 ボイヤー 4 2 0 0 0 0
1/3 加藤 2 1 0 0 1 0
1 1/3 筒井 8 2 1 0 1 2
2/3 玉置 3 1 0 0 1 1

戦況

広島の先発はエースの前田健太、阪神は高卒新人で初のCS先発となる藤浪が先発。4回表に広島が松山の適時打で先制。阪神は直後の4回裏に今成の適時打で同点に追いつくも、広島は直後の5回表にキラの3ラン本塁打で逆転。藤浪は5回7安打4失点で降板となった。広島は9回表にも丸のソロホームラン、岩本の3ランで4点を追加し、阪神を突き放して勝利。前田健は阪神打線を7回まで散発5安打1失点に抑える好投。球団初のCS試合となった広島が3本の本塁打攻勢で8点を挙げて、ファイナルステージ進出に王手をかけた。

阪神vs広島 第2戦

<阪神甲子園球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
広島 0 0 0 0 0 2 1 3 1 7 11 0
阪神 1 0 0 0 0 0 0 1 2 4 6 2

開始14:00 終了17:02 3時間2分 46,902人

勝:バリントン(1勝0敗)
負:メッセンジャー(0勝1敗)
本:[神]西岡1号(1回1点バリントン) [神]桧山1号(9回2点ミコライオ)

打撃成績

<広島>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 3 2 0 2 0 1
(二) 菊池 2 1 1 0 0 0
(遊) 4 2 1 0 0 0
(一) キラ 5 1 1 0 0 3
(右) 松山 3 0 0 0 0 1
打右 2 0 0 0 0 0
(左) エルドレッド 2 1 1 1 0 0
走左 天谷 2 1 0 0 0 1
(三) 木村 3 1 0 0 0 0
(捕) 石原 2 1 0 0 1 0
(投) バリントン 2 0 0 0 0 1
岩本 1 0 0 0 0 0
横山 0 0 0 0 0 0
小窪 1 1 2 0 0 0
永川勝 0 0 0 0 0 0
ミコライオ 0 0 0 0 0 0

<阪神>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 西岡 4 1 1 0 0 0
(中) 大和 3 0 0 0 0 0
安藤 0 0 0 0 0 0
加藤 0 0 0 0 0 0
ボイヤー 0 0 0 0 0 0
福原 0 0 0 0 0 0
上本 1 0 0 0 0 0
(遊) 鳥谷 3 0 0 1 0 1
(左) マートン 4 1 0 0 0 0
(右) 福留 1 0 0 0 0 0
右中 俊介 2 0 0 0 0 0
桧山 1 1 2 0 0 0
(一) 新井貴 4 1 0 0 0 2
(三) 2 0 0 1 0 1
(捕) 藤井彰 2 0 0 0 0 0
今成 1 1 0 0 0 0
清水 0 0 0 0 0 0
(投) メッセンジャー 1 0 0 0 0 1
久保 0 0 0 0 0 0
打右 柴田 2 1 1 0 0 0

投手成績

<広島>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 バリントン 17 1 2 0 2 1
2 横山 6 0 0 0 0 0
1 永川勝 5 3 0 0 1 1
1 ミコライオ 5 2 0 0 2 2

<阪神>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 2/3 メッセンジャー 25 7 1 0 4 2
1/3 久保 2 0 0 1 0 0
1/3 安藤 3 1 1 0 0 1
2/3 加藤 4 1 0 0 1 1
1 ボイヤー 4 1 1 0 0 1
1 福原 4 1 0 0 2 0

戦況

広島はバリントン、阪神はメッセンジャーが先発。阪神は1回裏に西岡の先頭打者本塁打で先制。広島は6回表にキラの適時二塁打で同点とし、エルドレッドのタイムリーで逆転。7回表には梵の適時三塁打、8回表には小窪の適時三塁打、菊池の犠飛で小刻みに加点する。阪神は8回裏に柴田の適時打で1点を返すが、広島は9回表に福原の暴投で1点を追加。阪神は9回裏2死一塁から既に現役引退を表明している桧山が代打でポストシーズン史上最年長記録となる2ランを放つものの、広島が7対4で逆転勝利し、2連勝でファイナルステージ進出を決め、3位からのファイナルステージ進出となった。勝率5割未満での進出は史上初となった。
阪神は2連敗でCS敗退。4度出場するもすべてファーストステージで敗退することとなってしまった。

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