【2017年パリーグ1stステージ】東北楽天ゴールデンイーグルス-埼玉西武ライオンズ

2017年のパリーグのクライマックスシリーズ1stステージは3位の東北楽天ゴールデンイーグルスと2位の埼玉西武ライオンズがメットライフドーム(西武ドーム)で対戦した。この両チームの対戦はクライマックスシリーズ開始以来初めてであり、西武ドームでのCSは2013年以来4年ぶりとなった。

西武vs楽天 第1戦

<メットライフドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
楽天 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0
西武 2 0 5 0 0 3 0 0 × 10 12 1

開始13:02 終了16:02 3時間0分 32,547人

勝: 菊池(1勝0敗)
負: 則本(0勝1敗)
セーブ:
本: [西]浅村1号(1回2点 則本) [西]中村1号(6回3点 青山)

打撃成績

<楽天>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 茂木 4 1 0 0 0 0
(二) 藤田 3 1 0 0 0 0
走二 村林 0 0 0 0 0 0
(指) ペゲーロ 4 1 0 0 0 3
(三) ウィーラー 3 0 0 1 0 1
(一) 銀次 4 1 0 0 0 0
(左) 島内 4 1 0 0 0 0
(右) 岡島 3 0 0 0 0 0
(中) オコエ 3 0 0 0 0 3
(捕) 2 0 0 0 0 2
今江 1 0 0 0 0 0
足立 0 0 0 0 0 0

<西武>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 秋山 5 1 1 0 0 0
(遊) 源田 4 1 1 0 1 1
(二) 浅村 4 1 2 1 0 0
(一) 山川 4 3 0 1 0 0
(指) 4 1 0 1 0 1
(右) 外崎 3 0 0 2 0 0
(三) 中村 4 1 4 0 0 1
(捕) 炭谷 4 3 2 0 0 0
(左) 金子侑 3 1 0 1 0 1

投手成績

<楽天>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
4 則本 25 7 5 1 1 7
2 青山 11 4 1 0 2 3
1 高梨 3 0 0 0 0 0
1 宋家豪 4 1 0 0 1 0

<西武>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
9 菊池 33 5 1 0 9 0

戦況

楽天は則本、西武は菊池と両エースが先発した試合。1回裏、西武はランナー1人を置いて3番浅村が先制2ランホームランを放つ。これで勢いに乗った西武は3回に1死満塁のチャンスから中村の犠牲フライで1点追加すると、さらに炭谷、秋山、源田のタイムリーでこの回一気に5点を追加。楽天先発則本をノックアウトすると、6回にも中村の3点本塁打で勝負を決めた。西武先発の菊池は序盤ランナーを出すものの無得点に抑え、そのまま9回まで投げきり、完封勝利。楽天は序盤で大量失点が大誤算。打線も菊池の前に得点を奪えなかった。西武が初戦を制し、2ndステージ進出に王手をかけた。

西武vs楽天 第2戦

<メットライフドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
楽天 1 2 0 0 0 0 1 0 0 4 9 0
西武 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 6 0

開始13:02 終了16:14 3時間12分 32,508人

勝: 岸(1勝0敗)
負: 十亀(0勝1敗)
セーブ: 松井裕(1セ)
本: [楽]茂木1号(1回1点 十亀)

打撃成績

<楽天>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 茂木 4 2 2 0 0 0
(二) 藤田 4 0 0 0 0 0
(一) 銀次 4 3 0 0 0 0
(右) ペゲーロ 2 0 0 0 0 0
田中 2 1 0 0 0 1
(中) 島内 4 1 0 0 0 0
(三) ウィーラー 4 0 0 0 0 1
(左) 岡島 3 1 0 1 0 0
(指) 枡田 4 1 1 0 0 1
(捕) 2 0 1 1 0 1

<西武>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 秋山 4 1 1 0 0 0
(遊) 源田 4 0 0 0 0 2
(二) 浅村 4 0 0 0 0 1
(一) 山川 4 2 0 0 0 2
(指) 3 0 0 1 0 1
(右) 外崎 4 1 0 0 0 3
(三) 中村 4 1 0 0 0 1
(捕) 岡田 2 0 0 0 0 1
打左 栗山 1 1 0 0 0 0
(左) 金子侑 3 0 0 0 0 1
炭谷 0 0 0 0 0 0

投手成績

<楽天>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 1/3 22 3 0 0 8 0
1/3 高梨 1 0 0 0 1 0
1 1/3 福山 6 2 0 0 1 1
1 松井裕 5 1 1 0 2 0

<西武>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 1/3 十亀 24 7 0 0 1 3
2/3 野田 5 1 2 0 0 1
2/3 高橋朋 3 1 0 0 0 0
1/3 平井 1 0 0 0 1 0
1 シュリッター 3 0 0 0 2 0

戦況

楽天はこの年西武からFAで楽天に移籍した岸、西武は十亀が先発。楽天は初回、1番茂木がセンターへ先頭打者ホームランを放ち、先制。2回にも1アウト1,2塁のチャンスで8番枡田のタイムリー2塁打を放つと、続く9番嶋がスクイズを決めてこの回2点を追加し、3点をリードする。投げては先発岸が7回途中まで被安打3、無失点の好投を見せ、その後は継投で西武打線を内野ゴロの間の1点に抑えて逃げ切った。西武は先発十亀が序盤に3点を失い、打線も岸の前に得点をあげられずに敗戦。対戦成績を1勝1敗とし、2ndステージへの切符は第3戦で決まることになった。

西武vs楽天 第3戦

<メットライフドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
楽天 1 0 0 1 0 0 0 3 0 5 7 1
西武 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2 6 1

開始18:01 終了21:27 3時間26分 31,755人

勝: 宋家豪(1勝0敗)
負: 野上(0勝1敗)
本: [楽]ウィーラー1号(8回1点 シュリッター) [楽]枡田1号(8回2点 シュリッター)
[西]浅村2号(9回1点 松井裕)

打撃成績

<楽天>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 茂木 4 0 0 1 0 1
(二) 藤田 4 0 0 0 0 1
(一) 銀次 5 0 0 0 0 2
(右) ペゲーロ 3 1 0 1 0 1
田中 0 0 0 0 0 0
(中) 島内 3 0 0 1 0 1
(三) ウィーラー 4 3 2 0 0 0
(左) 岡島 1 0 0 1 0 1
(指) 枡田 4 3 2 0 0 1
(捕) 3 0 0 0 0 0

<西武>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 秋山 4 1 0 0 0 2
(遊) 源田 3 0 0 1 0 0
(指) 2 0 0 0 0 1
打指 メヒア 2 0 0 0 0 1
(一) 山川 3 0 0 1 0 2
(二) 浅村 4 1 1 0 0 1
(左) 栗山 2 1 0 0 0 0
走左 金子侑 2 1 0 0 0 1
(三) 中村 4 1 0 0 0 2
(右) 外崎 3 0 0 0 0 1
(捕) 炭谷 2 1 1 0 0 0

投手成績

<楽天>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
4 2/3 美馬 18 3 1 0 4 1
1/3 高梨 2 0 1 0 1 0
1 宋家豪 3 0 0 0 1 0
2/3 ハーマン 4 2 0 0 1 0
1 1/3 福山 4 0 0 0 2 0
1 松井裕 4 1 0 0 2 1

<西武>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
3 2/3 野上 18 4 3 0 2 2
1 1/3 野田 5 1 0 0 1 0
1 牧田 4 0 0 0 1 0
1 髙橋朋 3 0 0 0 0 0
1 シュリッター 6 2 1 0 1 3
1 増田 3 0 0 0 3 0

戦況

楽天は美馬、西武は野上が先発。楽天はこの日も初回、西武先発野上の3四球で満塁とすると、7番ウィーラーがショートへの内野安打で先制。1点を挙げると4回には相手投手の暴投で1点を追加。対する西武も5回裏に連続ヒットと送りバントで1死2,3塁のチャンスを作ると、炭谷の犠牲フライで1点を追加。楽天1点リードで終盤へ入る。

楽天は8回、この回から変わったシュリッターからウィーラーがソロホームランを放つと、さらにランナー1人を置いて、枡田が2ランホームランを放ち、4点をリード。最後は抑えの松井裕樹が浅村にソロホームランは打たれるもその後は抑えて試合終了。楽天が追い込まれてからの連勝で2ndステージ進出を果たした。西武は得点圏にランナーは進めるものの、チャンスを生かせず、2ndステージ進出はならなかった。

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