【2016年パリーグ1stステージ】千葉ロッテマリーンズ-福岡ソフトバンクホークス

2016年のクライマックスシリーズ、パ・リーグの1stステージは、3位千葉ロッテマリーンズと2位のソフトバンクホークスの対戦となった。両チームの対戦は2007年(1stステージ)、2010年(ファイナルステージ)、2015年(ファイナルステージ)に続き4回目となった。(プレーオフ時代除く)

ソフトバンクvsロッテ 第1戦

<ヤフオクドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
ロッテ 2 0 0 0 0 0 0 0 1 3 6 1
ソフトバンク 1 0 1 0 0 0 0 2 × 4 8 0

開始13:00 終了16:10 3時間10分 36,077人

勝:スアレス(1勝0敗)
負:内(0勝1敗)
セーブ:サファテ(1セ)
本:[ロ]清田1号(1回1点千賀) [ロ]デスパイネ1号(1回1点千賀)、2号(9回1点サファテ) [ソ]内川1号(3回1点涌井)

打撃成績

<ロッテ>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(右) 清田 4 1 1 0 0 1
(中) 岡田 4 0 0 0 0 2
(左) 角中 3 0 0 1 0 1
(指) デスパイネ 4 2 2 0 0 1
(一) 井上 3 0 0 0 0 2
細谷 1 0 0 0 0 1
(遊) 鈴木 4 1 0 0 0 2
(二) ナバーロ 4 1 0 0 0 1
加藤 0 0 0 0 0 0
(捕) 田村 3 1 0 1 0 1
(三) 中村 3 0 0 0 0 2

<ソフトバンク>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(左) 中村晃 4 1 0 1 0 0
(二) 本多 3 1 0 0 0 2
(中) 柳田 4 0 0 0 0 1
(一) 内川 4 3 2 0 0 0
(指) 長谷川 1 0 0 2 1 0
走指 川島 0 0 0 0 0 0
(三) 松田 3 1 0 1 0 1
(右) 福田 4 0 0 0 0 0
(遊) 今宮 4 2 2 0 0 0
(捕) 細川 2 0 0 0 0 1

投手成績

<ロッテ>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 涌井 30 6 3 0 5 2
1/3 5 2 1 1 0 2
2/3 2 0 0 0 0 0

<ソフトバンク>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 千賀 27 4 2 0 12 2
1 スアレス 3 0 0 0 0 0
1 サファテ 5 2 0 0 2 1

戦況

ソフトバンクは千賀、ロッテは涌井の先発。CS1stステージでは初めてヤフオクドームでの開催となった。またこの組み合わせも前年のファイナルステージと同じ組み合わせになった。ロッテは初回に先頭打者の清田、4番デスパイネの2本の本塁打で2点を先制する。ソフトバンクは1回裏、内川のタイムリーで1点を返し、3回裏には内川のソロ本塁打で同点に追いつく。その後両チームの投手陣が粘り無得点が続いたが、8回裏ソフトバンクは1死満塁で今宮の2点タイムリーで勝ち越した。ロッテは9回表に抑えのサファテからデスパイネが今日2本目のソロ本塁打で1点差に詰め寄るもここまで。ソフトバンクが逃げ切って勝利した。CSファーストステージで2位のチームが初戦を取ったのは2009年の楽天以来7年ぶり。ソフトバンクがファイナルステージ進出に王手を賭けた。一方、ロッテはCSファーストステージ初戦では初の黒星となり後がなくなった。

ソフトバンクvsロッテ 第2戦

<ヤフオクドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
ロッテ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 5 1
ソフトバンク 0 0 0 1 1 0 0 2 × 4 8 0

開始13:01 終了16:17 3時間16分 38,500人

勝:バンデンハーク(1勝0敗)
負:石川(0勝1敗)
セーブ:サファテ(2セ)
本:[ロ]清田2号(1回1点バンデンハーク)

 

打撃成績

<ロッテ>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(右) 清田 4 1 1 0 0 1
(中) 加藤 4 1 0 0 0 1
(左) 角中 3 1 0 1 0 0
(指) デスパイネ 4 0 0 0 0 2
(一) 福浦 2 0 0 0 1 2
走一 細谷 1 0 0 0 0 1
(二) ナバーロ 3 1 0 1 0 2
(遊) 鈴木 4 0 0 0 0 1
(捕) 田村 3 0 0 0 0 0
(三) 中村 3 1 0 0 0 0

 

<ソフトバンク>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(右)左 中村晃 3 0 0 1 0 0
(二) 本多 4 1 1 0 0 0
(中) 柳田 4 0 0 0 0 2
(指) 内川 4 1 0 0 0 0
(左) 長谷川 2 1 0 1 0 0
福田 0 0 0 0 0 0
(三) 松田 3 1 0 1 0 1
(一) 明石 1 1 1 3 0 0
(遊) 今宮 4 2 2 0 0 0
(捕) 髙谷 3 1 0 0 0 1
細川 1 0 0 0 0 1

 

投手成績

<ロッテ>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 1/3 石川 25 5 4 0 3 2
2/3 大谷 2 1 0 0 0 0
1 松永 3 0 0 0 1 0
1/3 4 1 2 0 0 2
2/3 西野 3 1 0 0 1 0

<ソフトバンク>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 バンデンハーク 25 5 2 1 6 1
1 岩嵜 3 0 0 0 0 0
1 スアレス 3 0 0 0 1 0
1 サファテ 3 0 0 0 3 0

戦況

ソフトバンクはバンデンハーク、ロッテは石川が先発。ロッテは初回に清田が2日続けての先頭打者本塁打で先制する。CSで2試合連続先頭打者本塁打は史上初であった。ソフトバンクは4回裏に明石のタイムリーで同点に追いつく。5回裏には1死3塁から本多のタイムリーで勝ち越しに成功。さらに8回裏には1死満塁から今宮が2点タイムリーでリードを3点に広げた。ソフトバンク先発のバンデンハークは6回1失点の好投。リリーフ陣もロッテ打線を封じてそのまま逃げ切って2連勝でファイナルステージ進出を決めた。リーグ2位のチームがファイナルステージに進出したのは2009年の楽天以来7年ぶりとなった。ロッテは2回以降得点できず、CSでは2013年のCSファイナルステージ第3戦から7連敗となりファーストステージ敗退。前年と同じく、ソフトバンクに阻まれる結果となった。またロッテがCSファーストステージで敗退となるのは初めてであった。

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