【2016年セリーグファイナルステージ】横浜DeNAベイスターズ-広島東洋カープ

2016年

2016年のクライマックスシリーズ、セ・リーグのファイナルステージは、初のCS進出で1stステージ勝ち抜けとなった3位横浜DeNAベイスターズと1位の広島東洋カープの対戦となった。CSでは初の組み合わせの対戦となった。

広島vsDeNA 第1戦

<マツダスタジアム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
横浜 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 1
広島 0 0 2 0 0 0 2 1 × 5 9 0

開始18:02 終了20:50 2時間48分 31,276人

勝:ジョンソン(1勝0敗)
負:モスコーン(0勝1敗)
本:

打撃成績

<横浜>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 桑原 3 0 0 1 0 0
(右) 梶谷 4 2 0 0 0 0
(一) ロペス 3 0 0 1 0 1
(左) 筒香 4 0 0 0 0 1
(二) 宮﨑 3 0 0 0 0 0
(遊) 倉本 3 0 0 0 0 1
(三) 白崎 3 1 0 0 0 0
(捕) 戸柱 2 0 0 1 0 1
(投) モスコーソ 2 0 0 0 0 2
後藤 1 0 0 0 0 0
ザガースキー 0 0 0 0 0 0

<広島>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 田中 3 3 1 1 0 0
(二) 菊池 3 1 1 0 0 1
(中) 4 1 1 0 0 2
(一) 新井 4 1 1 0 0 2
(右) 鈴木 2 0 0 2 0 1
(左) 松山 3 0 0 0 0 0
エルドレッド 1 1 1 0 0 0
左走 赤松 0 0 0 0 0 0
(三) ルナ 3 0 0 0 0 0
安部 1 0 0 0 0 1
(捕) 石原 3 2 0 1 0 1
(投) ジョンソン 3 0 0 0 0 2

投手成績

<横浜>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 モスコーソ 30 8 2 0 7 4
1 ザガースキー 6 1 2 0 3 1

<広島>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
9 ジョンソン 31 3 3 0 6 0

戦況

広島はジョンソン、DeNAはモスコーソが先発したこのゲーム。広島は先発のジョンソンが9回を被安打3、2塁を踏ませない好投を見せ見事完封勝利。DeNAのモスコーソも力投したが3回と7回の2度のピンチで踏ん張れず、味方の援護もなかった。また6回の打席で負傷したルナは試合後「右肩関節唇損傷と右肩鎖関節捻挫の怪我で全治3か月」と診断され、翌日登録を抹消された。

広島vsDeNA 第2戦

<マツダスタジアム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
横浜 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0
広島 1 0 1 0 0 0 0 1 × 3 4 1

開始18:00 終了20:58 2時間58分 31,264人

勝:野村(1勝1敗)
負:三嶋(0勝1敗)
セーブ:中﨑(1セ)
本:[広]田中1号(8回1点三上)

打撃成績

<横浜>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 桑原 4 0 0 0 0 1
(二) 石川 3 1 0 0 0 1
(一) ロペス 4 0 0 0 0 0
(左) 筒香 4 1 0 0 0 1
(右) 梶谷 3 0 0 1 0 1
(遊) 倉本 4 1 0 0 0 0
(三) 宮﨑 4 2 0 0 0 1
(捕) 戸柱 2 0 0 0 0 1
下園 1 0 0 0 0 0
嶺井 0 0 0 0 0 0
(投) 三嶋 2 0 0 0 0 1
砂田 0 0 0 0 0 0
田中 0 0 0 0 0 0
荒波 1 0 0 0 0 1
三上 0 0 0 0 0 0

 

<広島>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 田中 3 2 1 1 0 0
(二) 菊池 1 0 0 1 0 0
(中) 3 1 2 0 0 1
(左) 松山 2 0 0 0 0 0
打左 下水流 1 0 0 0 0 1
打左 野間 1 0 0 0 0 0
(右) 鈴木 3 0 0 0 0 1
(一) エルドレッド 3 0 0 0 0 0
(三) 安部 3 0 0 0 0 0
(捕) 石原 2 1 0 0 1 0
(投) 野村 1 0 0 0 0 0
今村 0 0 0 0 0 0
小窪 1 0 0 0 0 1
ジャクソン 0 0 0 0 0 0
中﨑 0 0 0 0 0 0

投手成績

<横浜>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
4 2/3 三嶋 20 3 2 1 1 2
1 1/3 砂田 4 0 0 0 2 0
1 田中 3 0 0 0 1 0
1 三上 4 1 0 0 0 1

<広島>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 野村 22 3 1 0 4 0
1 今村 4 1 0 0 1 0
1 ジャクソン 4 0 1 0 2 0
1 中﨑 4 1 0 0 1 0

戦況

広島はシーズン最多勝の野村、DeNAはシーズンでは1勝の三嶋が先発した。初回に丸が先制のタイムリー、3回裏も丸が犠飛で追加点を挙げ、広島が着実に得点を重ねると、8回裏には田中のソロ本塁打で突き放した。広島先発の野村は6回無失点の好投でリリーフ陣も無失点に抑え連夜の完封勝ち。2連勝にアドバンテージの1勝を加えて日本シリーズ進出に王手を賭けた。DeNAはまたしても完封負けで追い込まれた。

広島vsDeNA 第3戦

<マツダスタジアム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
横浜 0 0 0 2 1 0 0 0 0 3 9 0
広島 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1

開始18:00 終了21:19 3時間19分 31,291人

勝:井納(1勝0敗)
負:黒田(0敗1敗)
セーブ:山﨑康(1セ)
本:[デ]エリアン1号(4回2点黒田)

打撃成績

<横浜>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 桑原 4 1 0 1 0 1
(二) 石川 3 2 0 0 0 0
白崎 1 0 0 0 0 0
(一) ロペス 4 1 0 0 0 0
(左) 筒香 3 0 0 1 0 0
(右) 梶谷 4 1 1 0 0 2
(遊) 倉本 4 1 0 0 0 0
(三)二 エリアン 4 2 2 0 0 1
(捕) 戸柱 3 1 0 1 0 1
(投) 井納 3 0 0 0 0 2
三上 0 0 0 0 0 0
田中 0 0 0 0 0 0
須田 0 0 0 0 0 0
荒波 1 0 0 0 0 0
山﨑康 0 0 0 0 0 0

<広島>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 田中 3 3 0 1 0 0
(二) 菊池 4 0 0 0 0 1
福井 0 0 0 0 0 0
(中) 2 0 0 2 0 0
(一) 新井 4 0 0 0 0 1
會澤 0 0 0 0 0 0
(右) 鈴木 3 0 0 1 0 2
(左) 松山 4 1 0 0 0 0
(三) 安部 4 0 0 0 0 2
(捕) 石原 2 0 0 0 0 1
打二 西川 1 1 0 0 0 0
(投) 黒田 1 0 0 0 0 0
天谷 1 0 0 0 0 0
大瀬良 0 0 0 0 0 0
一岡 0 0 0 0 0 0
丸里 0 0 0 0 0 0
打一 エルドレッド 1 0 0 0 0 0

 

投手成績

<横浜>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 井納 25 3 3 0 6 0
2/3 三上 4 2 0 0 0 0
0/3 田中 1 0 1 0 0 0
1/3 須田 1 0 0 0 0 0
1 山﨑康 3 0 0 0 1 0

 

<広島>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 黒田 24 7 2 0 2 3
1 大瀬良 4 1 0 0 2 0
1 一岡 3 1 0 0 0 0
1 九里 3 0 0 0 2 0
1 福井 4 0 1 0 1 0

戦況

広島は今シーズン限りで引退する黒田が先発。対するDeNAは井納が先発。DeNAは4回表にエリアンが2ランホームランを放ちファイナルシリーズで初得点、先制すると、5回表には梶谷のタイムリーで追加した。ファーストステージ第1戦で勝利投手になった井納も7回無失点の好投を見せ、8回裏のリリーフ陣が招いたピンチも守備陣の奮闘もあり無失点で切り抜けた。3番~5番がノーヒットだった広島は黒田に勝利をプレゼントすることはできなかった。

広島vsDeNA 第4戦

<マツダスタジアム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
横浜 0 2 2 0 0 2 1 0 0 7 10 0
広島 6 0 1 0 1 0 0 0 × 8 11 2

開始13:31 終了16:57 3時間26分 31,313人

勝:岡田(1勝0敗)
負:今永(0勝1敗)
セーブ:中﨑(2セ)
本:[デ]梶谷1号(3回2点岡田) [デ]ロペス1号(7回1点今村) [広]エルドレッド1号(1回3点今永)

打撃成績

<横浜>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 桑原 5 2 1 0 0 0
(右) 梶谷 5 1 2 0 0 1
(一) ロペス 4 1 1 1 0 1
(左) 筒香 5 0 0 0 0 1
(三) 宮﨑 4 3 0 0 0 0
(二) エリアン 4 1 0 0 0 1
(遊) 倉本 3 1 1 1 0 0
(捕) 戸柱 3 1 1 0 0 0
荒波 1 0 0 0 0 0
嶺井 0 0 0 0 0 0
(投) 今永 0 0 0 0 0 0
石川 1 0 0 0 0 0
藤岡 0 0 0 0 0 0
砂田 1 0 0 0 0 0
後藤 1 0 0 0 0 1
須田 0 0 0 0 0 0
三上 0 0 0 0 0 0
下園 1 0 0 0 0 0
山﨑康 0 0 0 0 0 0

<広島>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 田中 3 2 2 2 0 1
(二) 菊池 4 1 1 0 0 0
(中) 4 0 0 1 0 1
(一) 新井 4 2 1 0 0 1
(右) 鈴木 4 1 1 0 0 0
(左) エルドレッド 4 1 3 0 0 1
ジャクソン 0 0 0 0 0 0
中﨑 0 0 0 0 0 0
(三) 小窪 3 2 0 1 0 0
(捕) 石原 3 1 0 0 0 1
(投) 岡田 2 1 0 0 0 1
下水流 1 0 0 0 0 0
一岡 0 0 0 0 0 0
今村 0 0 0 0 0 0
松山 1 0 0 0 0 1
赤松 0 0 0 0 0 0

投手成績

<横浜>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
1 今永 11 6 2 0 1 6
1 藤岡 4 1 0 0 1 0
3 砂田 14 3 2 0 1 2
1 須田 3 0 0 0 1 0
1 三上 4 1 0 0 2 0
1 山﨑康 3 0 0 0 1 0

<広島>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 岡田 24 8 0 0 2 3
1 一岡 5 1 1 0 2 2
1 今村 4 1 0 0 0 1
1 ジャクソン 3 0 0 0 0 0
1 中﨑 4 0 1 0 1 0

戦況

広島は岡田、DeNAは今永が先発。広島は初回にエルドレッドの3ランホームランなど打者一巡の猛攻で6点を先制。DeNA先発の今永を攻め立てこの回限りでマウンドから引きずり下ろす。DeNAも2回・3回に2点ずつを返し、その後も反撃したものの追いつくことはできなかった。広島は初のファイナルステージ突破で1991年以来となる日本シリーズ進出を決めた。1番打者で全試合に出場した田中がシリーズ通算で8割3分3厘とチームを大きく牽引し、26年ぶりの日本シリーズに挑むことになった。DeNAは2試合連続完封負けなどファーストステージの勢いが止まってしまい、第4戦では最後まで粘ったもののリーグ優勝した広島には後一歩及ばずファイナルステージ敗退となった。

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