【2015年セリーグファイナルステージ】東京ヤクルトスワローズ-読売ジャイアンツ

2015年のクライマックスシリーズ、セ・リーグのファイナルステージは、2位読売ジャイアンツと1位東京ヤクルトスワローズが神宮球場で対戦した。2011年以来の組み合わせとなり、CSファイナルステージでは初の東京本拠地のチーム同士の対戦となった。

ヤクルトvs巨人 第1戦

<神宮球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
巨人 0 0 0 0 2 2 0 0 0 4 10 0
ヤクルト 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 6 0

開始18:00 終了21:38 3時間38分 31,502人

勝:山口(1勝0敗)
負:石川(0勝1敗)
セーブ:澤村(1セ)
本:[巨]坂本1号(5回2点石川) [ヤ]畠山1号(4回1点内海)

 

打撃成績

<巨人>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 立岡 5 1 0 0 0 1
(二)三一 井端 3 0 0 2 0 0
(遊) 坂本 5 1 2 0 0 1
(一) 阿部 5 4 0 0 0 0
走三 寺内 0 0 0 0 0 0
(右) 長野 4 1 0 1 0 0
(三) 村田 1 0 0 0 1 1
走二 片岡 1 0 0 0 0 0
(左) 亀井 4 2 0 0 0 0
(捕) 加藤 2 0 0 1 0 1
(投) 内海 2 0 0 0 0 1
田原誠 0 0 0 0 0 0
アンダーソン 1 1 2 0 0 0
宮國 0 0 0 0 0 0
マシソン 0 0 0 0 0 0
山口 1 0 0 0 0 1
澤村 0 0 0 0 0 0

<ヤクルト>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 上田 3 0 0 1 0 0
(三) 川端 4 2 0 0 0 0
(二) 山田 4 0 0 0 0 1
(一) 畠山 4 2 1 0 0 1
(左) バレンティン 4 0 0 0 0 2
(右) 雄平 4 0 0 0 0 1
(遊) 大引 3 1 0 1 0 0
(捕) 中村 1 0 0 2 0 1
今浪 0 0 0 1 0 0
(投) 石川 1 0 0 0 0 0
荒木 1 1 0 0 0 0
ロマン 0 0 0 0 0 0
松岡 0 0 0 0 0 0
ユウイチ 0 0 0 0 0 0
田中浩 1 0 0 0 0 0
久古 0 0 0 0 0 0
徳山 0 0 0 0 0 0
盛岡 1 0 0 0 0 1

 

投手成績

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
4 2/3 内海 20 5 3 0 3 1
1/3 田原誠 1 0 0 0 1 0
1 宮國 3 0 0 0 1 0
0/3 マシソン 2 1 1 0 0 0
2 山口 6 0 0 0 1 0
1 澤村 4 0 1 0 1 0

<ヤクルト>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 石川 23 5 3 0 3 2
1 ロマン 6 2 0 1 1 2
1 松岡 4 2 0 0 0 0
1 1/3 久古 4 0 0 0 2 0
2/3 徳山 4 1 1 0 0 0

戦況

ヤクルトは石川、巨人は内海が先発。4回にヤクルト畠山のソロホームランでヤクルトが先制。だが5回に坂本の2ランホームランで巨人が逆転すると、6回にも1代打・アンダーソンの2点タイムリーでリードを広げる。その後は継投で逃げ切って巨人が勝利。巨人が1勝1敗のタイに持ち込んだ。ヤクルトは先発石川が踏ん張れず、二番手ロマンも崩れてしまった。

ヤクルトvs巨人 第2戦

<神宮球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
巨人 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0
ヤクルト 0 0 0 2 0 2 0 0 × 4 9 0

開始18:00 終了20:51 2時間51分 31,274人

勝:小川(1勝0敗)
負:マイコラス(0勝1敗)
本:

打撃成績

<巨人>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 立岡 4 2 0 0 0 1
加藤 0 0 0 0 0 0
(二) 片岡 4 0 0 0 0 0
(遊) 坂本 3 0 0 1 0 0
(一) 阿部 4 3 0 0 0 0
橋本 0 0 0 0 0 0
(右)中 長野 3 1 0 1 0 0
(左)右 亀井 3 0 0 0 0 1
(三) 井端 2 0 0 1 0 0
(捕) 小林 2 0 0 0 0 0
堂上 1 0 0 0 0 0
高木勇 0 0 0 0 0 0
(投) マイコラス 2 0 0 0 0 2
戸根 0 0 0 0 0 0
田原誠 0 0 0 0 0 0
打左 アンダーソン 1 0 0 0 0 0

<ヤクルト>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 上田 4 0 0 0 0 1
(三) 川端 3 2 0 0 1 0
(二) 山田 4 2 0 0 0 1
(一) 畠山 2 0 1 0 1 0
(右) 雄平 4 2 0 0 0 1
(左) バレンティン 4 3 2 0 0 0
走左 比屋根 0 0 0 0 0 0
(遊) 今浪 2 0 0 0 0 0
打遊 大引 1 0 0 1 0 1
(捕) 中村 4 0 0 0 0 1
(投) 小川 3 0 0 0 0 3
バーネット 0 0 0 0 0 0

投手成績

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 1/3 マイコラス 24 8 0 0 4 4
1 1/3 戸根 5 0 0 1 3 0
1/3 田原誠 1 0 0 0 0 0
1 高木勇 5 1 1 1 1 0

<ヤクルト>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
8 小川 28 5 2 0 4 0
1 バーネット 5 1 1 0 0 0

戦況

ヤクルトは小川、巨人はマイコラスが先発。投手戦で両チーム無得点が続くも4回裏にヤクルトが畠山の犠飛で先制、さらに1点を追加したヤクルトは6回裏にもバレンティンの2点タイムリーで追加点を挙げる。先発した小川は8回を5安打無失点に抑え、最後はバーネットがしめてヤクルトが完封勝利。巨人はマイコラスが踏ん張れず、連勝はならなかった。

ヤクルトvs巨人 第3戦

<神宮球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
巨人 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0
ヤクルト 0 0 0 0 0 2 0 0 × 2 9 0

開始18:00 終了21:27 3時間27分 33,102人

勝:館山(1勝0敗)
負:菅野(0勝1敗)
セーブ:バーネット(1セ)
本:

打撃成績

<巨人>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 立岡 4 1 0 0 0 1
(二) 片岡 3 0 0 0 0 2
アンダーソン 1 0 0 0 0 1
宮國 0 0 0 0 0 0
(遊) 坂本 3 2 0 1 0 1
(一) 阿部 3 2 0 1 0 0
鈴木 0 0 0 0 0 0
(右) 長野 4 0 0 0 0 0
(左) 亀井 3 0 0 0 0 2
高橋由 1 0 0 0 0 1
(三) 村田 3 0 0 0 0 0
(捕) 加藤 1 0 0 1 0 0
堂上 1 0 0 0 0 0
實松 0 0 0 0 0 0
(投) 菅野 2 0 0 0 0 0
戸根 0 0 0 0 0 0
田原誠 0 0 0 0 0 0
打二 井原 0 0 0 1 0 0

<ヤクルト>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 上田 4 1 0 0 0 0
(三) 川端 4 3 0 0 0 1
(二) 山田 2 1 0 2 0 0
(一) 畠山 4 1 0 0 0 0
(右) 雄平 4 2 0 0 0 0
(左) バレンティン 1 0 0 1 1 1
走左 比屋根 0 0 0 1 0 0
(遊) 今浪 3 1 1 0 0 0
秋吉 0 0 0 0 0 0
久古 0 0 0 0 0 0
オンドルセク 0 0 0 0 0 0
ユウイチ 1 0 0 0 0 0
バーネット 0 0 0 0 0 0
(捕) 中村 4 0 0 0 0 1
(投) 館山 2 0 0 0 0 1
大引 1 0 0 0 0 0

投手成績

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 菅野 26 7 2 1 3 2
2/3 戸根 3 1 0 0 1 0
1/3 田原誠 0 0 0 0 0 0
1 宮國 6 1 2 0 0 0

<ヤクルト>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 館山 23 4 2 0 5 0
1+ 秋吉 4 0 1 0 1 0
1/3 久古 1 0 0 0 0 0
2/3 オンドルセク 1 0 0 0 1 0
1 バーネット 4 1 1 0 1 0

戦況

ヤクルトは館山、巨人は菅野が先発。両先発が5回まで無得点に抑える投手戦となるも、6回裏にヤクルトが内野ゴロ併殺打の間に先制、さらに今浪のタイムリーで追加点を挙げ、2点を菅野からもぎ取ると、ここからはヤクルトは継投で逃げ切って2試合連続完封勝ち。巨人はランナーは出すもののチャンスで1本が出なかった。この結果、ヤクルトがファイナルステージ進出に王手をかけた。

ヤクルトvs巨人 第4戦

<神宮球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
巨人 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2 8 1
ヤクルト 2 1 0 0 0 0 0 0 × 3 5 0

開始18:00 終了20:58 2時間58分 34,038人

勝:杉浦(1勝0敗)
負:ポレダ(0勝1敗)
セーブ:バーネット(2セ)
本:

打撃成績

<巨人>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中)右 立岡 4 2 0 0 0 0
高橋由 1 0 0 0 0 1
(二) 井端 3 1 0 1 0 0
走二 寺内 0 0 0 0 0 0
(遊) 坂本 3 1 0 1 0 1
(一) 阿部 4 2 2 0 0 0
(右) 長野 2 0 0 0 1 0
田原誠 0 0 0 0 0 0
戸根 0 0 0 0 0 0
山口 0 0 0 0 0 0
打中 鈴木 1 0 0 0 0 1
(左)右 亀井 4 1 0 0 0 0
澤村 0 0 0 0 0 0
(三) 村田 4 0 0 0 0 1
(捕) 加藤 2 0 0 0 0 0
打左 アンダーソン 2 0 0 0 0 1
(投) ポレダ 0 0 0 0 0 0
片岡 1 0 0 0 0 0
高木勇 0 0 0 0 0 0
打右 堂上 2 1 0 0 0 1
實松 1 0 0 0 0 0

<ヤクルト>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 比屋根 4 2 1 0 0 1
(三) 川端 4 0 0 0 0 0
(二) 山田 4 1 1 0 0 1
(一) 畠山 3 0 0 1 0 1
(左) バレンティン 3 1 0 0 0 0
バーネット 0 0 0 0 0 0
(右) 雄平 3 1 0 0 0 0
オンドルセク 0 0 0 0 0 0
三輪 0 0 0 0 0 0
(遊) 大引 3 0 0 0 0 0
(捕) 中村 2 0 0 0 0 0
(投) 杉浦 1 0 0 0 0 0
森岡 1 0 0 0 0 0
ロマン 0 0 0 0 0 0
久古 0 0 0 0 0 0
秋吉 0 0 0 0 0 0
上田 1 0 0 0 0 0

投手成績

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
2 ポレダ 11 3 1 0 0 2
2 高木勇 6 0 0 0 1 0
1 2/3 田原誠 6 1 0 0 1 0
1/3 戸根 2 1 0 0 0 0
1 山口 3 0 0 0 0 0
1 澤村 3 0 0 0 1 0

<ヤクルト>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 杉浦 23 6 1 1 2 2
1/3 ロマン 2 1 0 0 0 0
1 久古 3 0 0 0 1 0
0/3 秋吉 2 1 1 0 0 0
1 2/3 オンドルセク 4 0 0 0 1 0
1 バーネット 3 0 0 0 2 0

 戦況

ヤクルトは杉浦、巨人はポレダの先発。初回からヤクルトがタイムリーなどで2点を先制すると、2回にも比屋根のタイムリーで1点を追加し、ヤクルトが序盤で3点をリードする。対する巨人も5回に阿部のタイムリーで1点差には追い上げる。両チームとも小刻みな継投で得点を許さず、ヤクルトは9回、抑えのバーネットが三者凡退で切り抜けて勝利。3連勝で日本シリーズ進出を決めた。ヤクルトがファイナルステージを勝ち抜くのはCS制度創設以降は初となった。対する巨人はこの試合をもって原辰徳が監督を勇退することを表明した。

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