【2014年セリーグ1stステージ】阪神タイガース-広島東洋カープ

2014年のクライマックスシリーズ、セ・リーグのファーストステージは、2位阪神タイガースと3位広島東洋カープが阪神甲子園球場で対戦した。2013年に続き、2年連続で同じ組み合わせとなり、甲子園球場での開催も2年連続となった。

 

阪神vs広島 第1戦

<阪神甲子園球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
広島 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 1
阪神 0 0 0 0 0 1 0 0 × 1 8 0

開始14:00 終了16:52 2時間52分 46,721人

勝:メッセンジャー(1勝0敗)
負:前田(0勝1敗)
セーブ:呉昇桓(1セ)
本:[神]福留1号(6回1点前田)

打撃成績

<広島>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 菊池 4 0 0 0 0 1
(中) 4 0 0 0 0 0
(左) ロサリオ 4 1 0 0 0 2
(一) エルドレッド 4 1 0 0 0 1
(右) 松山 4 0 0 0 0 2
(遊) 3 1 0 0 0 0
(三) 堂林 3 1 0 0 0 1
(捕) 石原 1 0 0 0 0 1
田中 0 0 0 1 0 0
江草 0 0 0 0 0 0
ヒース 0 0 0 0 0 0
(投) 前田 2 0 0 0 0 1
一岡 0 0 0 0 0 0
中東 1 0 0 0 0 0
會澤 0 0 0 0 0 0

<阪神>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(三) 西岡 4 0 0 0 0 2
0 0 0 0 0 0
(二) 上本 4 3 0 0 0 0
(遊) 鳥谷 2 1 0 1 1 0
(一) ゴメス 4 0 0 0 0 1
(左) マートン 4 1 0 0 0 1
呉昇桓 0 0 0 0 0 0
(右) 福留 3 2 1 1 0 0
(捕) 藤井 4 1 0 0 0 0
(中) 大和 4 0 0 0 0 1
(投) メッセンジャー 3 0 0 0 0 2
俊介 0 0 0 0 0 0

投手成績

<広島>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 前田 27 7 1 1 6 1
1 一岡 5 1 1 0 1 0
1/3 江草 1 0 0 0 0 0
2/3 ヒース 2 0 0 0 0 0

<阪神>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
8 メッセンジャー 29 4 1 0 6 0
1 呉昇桓 3 0 0 0 3 0

戦況

阪神はメッセンジャーが先発、広島は前田が先発。両投手の好投で5回までは両チームともに無得点で試合は進んだ。6回裏、阪神は1死無走者から福留のソロ本塁打で1点を先制する。前田はこの回で降板し中継ぎ陣が後を抑えた。対する阪神はメッセンジャーが8回まで投げて無失点投球を見せ降板した。9回は抑えの呉昇桓が登板し無失点で抑え、阪神は2008年のCS第1ステージ第2戦以来6年ぶりにCS勝利を挙げ、ファイナルステージ進出に王手。対する広島は前田の好投に打線が応えられず、クライマックスシリーズファーストステージで初めて敗戦。後がなくなった。

阪神vs広島 第2戦

<阪神甲子園球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H E
広島 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8 0
阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7 0

開始14:00 終了17:35 3時間35分 46,815人

勝:
負:
本:

打撃成績

<広島>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 菊池 5 1 0 0 0 0
(中) 5 0 0 0 0 1
(左) ロサリオ 5 1 0 0 0 0
(一) エルドレッド 5 1 0 0 0 2
(遊)三 4 1 0 0 0 0
(三) 小窪 2 1 0 1 0 0
天谷 1 1 0 0 0 0
田中 1 1 0 0 0 0
赤松 0 0 0 0 0 0
(右) 鈴木誠 5 0 0 0 0 0
(捕) 會澤 3 1 0 0 0 1
松山 1 0 0 0 0 0
石原 0 0 0 0 0 0
(投) 大瀬良 1 0 0 0 0 0
堂林 1 0 0 0 0 0
ヒース 0 0 0 0 0 0
中東 1 0 0 0 0 1
中崎 0 0 0 0 0 0

<阪神>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(三) 西岡 4 3 0 0 0 0
呉昇桓 0 0 0 0 0 0
打一 新井貴 1 0 0 0 0 1
(二) 上本 4 0 0 0 0 0
(遊) 鳥谷 4 1 0 1 0 1
(一) ゴメス 5 2 0 0 0 0
福原 0 0 0 0 0 0
(左) マートン 4 0 0 0 0 1
俊介 0 0 0 0 0 0
(右) 福留 4 1 0 0 0 1
(捕) 鶴岡 3 0 0 0 0 1
新井良 1 0 0 0 0 0
藤井 0 0 0 0 0 0
(中) 大和 3 0 0 1 0 0
(投) 能見 2 0 0 0 0 1
伊藤隼 1 0 0 0 0 0
1 0 0 0 0 0

投手成績

<広島>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 大瀬良 7 5 0 0 5 0
2 ヒース 2 1 1 0 0 0
2 中崎 2 1 1 0 1 0

<阪神>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
8 能見 29 5 1 0 3 0
3 呉昇桓 10 2 0 0 2 0
1 福原 4 1 0 0 0 0

戦況

阪神は能見、広島は大瀬良の先発で始まった。両投手とも好投を見せ前日同様の投手戦となった。能見は8回まで、大瀬良は7回まで投げて無失点に抑えた。阪神は9回に呉昇桓が登板すると無失点に抑えて広島も9回に得点を許さず延長戦へ。阪神は呉昇桓を続投させ、シーズンになかった3イニングを投げた。広島もヒースと中崎が2イニングずつ投げて無失点に抑えて12回に入る。12回から阪神は福原を投入した。その福原が無失点に抑えてCS史上初のコールドが適用されて引き分けとなり1勝1分けで球団初のファイナルステージ進出を決め、前年同じ甲子園で2連敗で広島に敗退した雪辱を果たした。対するカープは投手陣は好投したものの打撃陣が沈黙し、2試合とも無得点に終わり、2年連続のファイナルステージ進出はならなかった。

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