【2010年パリーグ1stステージ】埼玉西武ライオンズ-千葉ロッテマリーンズ

2010年のパリーグのクライマックスシリーズ1stステージは3位の千葉ロッテマリーンズと2位の埼玉西武ライオンズが対戦した。両チームの対戦はCSでは初の組み合わせとなった。なお、プレーオフでは2005年の1stシリーズで対戦している。

西武vsロッテ 第1戦

<西武ドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 H E
ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 1 4 0 1 6 11 2
西武 0 1 0 0 0 0 0 4 0 0 0 5 13 0

開始13:00 終了17:27 4時間27分 33,918人

勝:小林宏(1勝0敗)
負:土肥(0勝1敗)
本:[ロ」西岡1号(8回1点涌井) [ロ]福浦1号(11回1点土肥) [西]中村1号(2回1点成瀬)

打撃成績

<ロッテ>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 西岡 5 1 1 0 0 1
(中)左 清田 5 0 0 0 0 2
(二) 井口 5 2 0 0 0 3
(右) サブロー 4 0 0 1 0 1
(指) 福浦 5 3 1 0 0 0
(三) 今江 5 2 0 0 0 0
(一) 金泰均 4 1 2 0 1 0
(左) 大松 3 0 0 1 0 2
走中 岡田 1 1 0 0 0 0
(捕) 的場 2 0 0 0 0 1
根元 1 0 0 0 0 1
里崎 1 1 2 0 0 0

<西武>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 栗山 4 3 1 1 0 0
(二) 阿部 5 2 0 0 0 1
(遊) 中島 5 0 0 1 0 1
(一) フェルナンデス 6 2 0 0 0 2
(三) 中村 4 1 1 2 0 2
(右) 高山 6 1 0 0 0 3
(指) 後藤 3 0 0 0 0 2
打指 石井義 1 1 0 1 0 0
(左) 佐藤 4 1 0 1 0 1
(捕) 細川 2 0 0 0 0 1
大島 1 1 2 0 0 0
銀仁朗 1 1 0 0 0 0

投手成績

<ロッテ>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 0/3 成瀬 31 7 4 0 8 2
2/3 7 3 2 0 0 1
1 1/3 伊藤 6 2 0 0 4 0
2 小林宏 7 1 0 0 1 0

<西武>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
8 涌井 29 4 1 1 9 1
1/3 シコースキー 6 4 1 0 1 4
2/3 小野寺 2 1 0 0 0 0
1 岡島篤 3 0 0 0 1 0
0/3 土肥 1 1 0 0 0 1
1 長田 3 1 0 0 0 0

戦況

先発は西武が涌井、ロッテは成瀬。西武は2回裏に中村のソロホームランで先制。その後は両投手が好投し、終盤へ。ロッテは8回表に西岡のソロ本塁打で同点に追いつく。8回裏にロッテ成瀬が降板すると、西武は2死満塁から大島の2点適時打にエラーも絡んで勝ち越し、さらに栗山の適時打で突き放す。しかし9回表に涌井が降板すると、ロッテも1死満塁から金泰均の2点タイムリー、さらに再び満塁とすると里崎が2点適時打を放って同点に追いつき、パリーグのCSとしては初の延長戦に突入した。西武は10回裏、1死2塁で阿部がサヨナラ適時打性の打球を放つが、レフト清田の好捕もあり無得点となると、ロッテは11回表に福浦がソロ本塁打を放ち、これが決勝点となりロッテが勝利した。3位ロッテがファイナルステージ進出へ王手となった。

西武vsロッテ 第2戦

<西武ドーム>

1 2 3 4 5 6 9 10 11 H E
ロッテ 0 1 0 0 0 1 1 0 1 5 12 0
西武 3 0 1 0 0 0 0 0 0 4 9 1

開始13:00 終了17:21 4時間21分 33,911人

勝:内(1勝0敗)
負:小野寺(0勝1敗)
セーブ:小林宏(1セ)
本:[ロ」今江1号(2回1点岸) [ロ]里崎(9回1点長田)

打撃成績

<ロッテ>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 西岡 5 1 0 1 0 1
(中)左 清田 5 1 0 0 0 0
(二) 井口 5 1 1 1 0 2
(右) サブロー 5 1 1 1 0 0
(指) 福浦 5 1 0 0 0 1
(三) 今江 5 1 1 0 0 0
(一) 金泰均 4 1 0 1 0 1
(左) 大松 5 2 0 0 0 0
走中 岡田 0 0 0 0 0 0
(捕) 的場 1 0 0 0 0 1
打捕 里崎 3 3 2 0 0 0

<西武>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 栗山 6 1 0 0 0 0
(二) 阿部 2 0 0 1 1 0
石井義 1 0 0 0 0 0
0 0 0 0 0 0
浅村 1 0 0 0 0 0
(遊) 中島 5 3 0 1 0 0
(一) フェルナンデス 5 0 0 0 0 2
(三) 中村 3 2 1 2 0 1
(右) 高山 1 0 0 1 0 0
打右 大島 1 0 0 0 0 0
(指) ブラウン 3 1 3 1 0 1
(左) 佐藤 5 1 0 0 0 0
(捕) 細川 2 0 0 1 0 0
上本 1 1 0 0 0 0

投手成績

<ロッテ>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
3 マーフィー 17 4 3 1 1 4
3 2/3 渡辺俊 15 2 2 0 1 0
1 薮田 4 1 0 0 1 0
1/3 吉見 1 1 0 0 0 0
1 1/3 伊藤 6 0 2 0 1 0
2/3 1 0 0 0 0 0

<西武>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 32 8 3 0 4 3
1 岡本篤 3 0 0 0 1 0
1 長田 5 2 0 0 1 1
2 小野寺 9 2 1 0 0 1

戦況

第2戦の先発は西武は岸、ロッテはマーフィー。西武は1回裏に2死1,2塁から中村のタイムリー、さらに満塁からブラウンの2点適時打で3点を先制。対するロッテは2回表に今江のソロ本塁打で1点を返すが、西武は3回裏に1死3塁からブラウンの犠牲フライで1点を追加する。ロッテは6回表に無死1,2塁からサブローの適時打、7回表に無死2塁から里崎の適時打で1点差に詰め寄る。西武は8回裏、2死2塁で栗山が安打を放つが、走者佐藤が本塁で憤死となり無得点となると、その直後の9回表にロッテは里崎のソロ本塁打で同点に追いつき、2戦連続の延長戦に突入する。11回表にロッテは2死1,2塁から井口が適時打を放って勝ち越しに成功すると、11回裏は小林宏が抑えて試合終了。ロッテが2連勝でファイナルステージ進出を決めた。西武は片岡易之を怪我で欠き、リリーフ陣が終盤でことごとく打ち込まれ、さらに2戦ともサヨナラのチャンスを作るも無得点となり、2連敗で敗退した。
2戦連続の延長戦はクライマックスシリーズ初の出来事であった。

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