【2010年セリーグ1stステージ】阪神タイガース-読売ジャイアンツ

2010年のクライマックスシリーズ、セ・リーグのファーストステージは、2位阪神タイガースと3位読売ジャイアンツが阪神甲子園球場で対戦した。セリーグのCSが甲子園球場で行われるのは初めてである。また、CSでこの2球団が対戦するのは初めてである。

阪神vs巨人 第1戦

<阪神甲子園球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
巨人 0 0 2 0 1 0 0 0 0 3 10 0
阪神 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 5 1

開始14:00 終了17:09 3時間9分 46,868人

勝:東野(1勝0敗)
負:能見(0勝1敗)
セーブ:山口(1セ)
本:[巨」坂本1号(3回1点能見) [神]ブラゼル1号(2回1点東野)

打撃成績

<巨人>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 坂本 4 2 1 1 0 0
(一)右 亀井 4 1 0 0 0 1
(三)一 小笠原 3 3 2 1 0 0
(左) ラミレス 4 1 0 0 0 1
脇谷 0 0 0 0 0 0
(捕) 阿部 4 0 0 0 0 1
(右) 高橋 3 1 0 0 0 0
ゴンザレス 0 0 0 0 0 0
久保 0 0 0 0 0 0
山口 1 0 0 0 0 1
(中)右左 長野 3 0 0 0 0 2
(二) 古城 4 1 0 0 0 1
(投) 東野 2 0 0 0 0 1
松本 2 1 0 0 0 0

 

<阪神>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 鳥谷 4 0 0 0 0 0
(中)二中 平野 4 2 0 0 0 0
(左) マートン 3 0 0 1 0 1
(三) 新井 3 0 0 1 0 1
(一) ブラゼル 4 1 1 0 0 0
大和 0 0 0 0 0 0
(捕) 城島 3 0 0 0 1 0
(右) 3 1 0 0 0 1
藤川俊 1 1 0 0 0 0
(二) 3 0 0 0 0 0
久保田 0 0 0 0 0 0
桜井 1 0 0 0 0 0
(投) 能見 0 0 0 1 0 0
金本 1 0 0 0 0 0
渡辺 0 0 0 0 0 0
浅井 0 0 0 0 0 0
打一 関本 1 0 0 0 0 0

投手成績

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 東野 19 2 1 1 3 1
2 2/3 ゴンザレス 11 2 1 0 0 0
+ 久保 1 0 1 0 0 0
1 1/3 山口 4 1 0 0 0 0

<阪神>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 能見 22 7 3 0 5 2
2 渡辺 6 0 0 0 1 0
2 久保田 9 3 0 0 2 0

戦況

巨人は東野、阪神は能見が先発。阪神は2回裏にブラゼルのソロ本塁打で1点を先制。対する巨人も3回表にすぐさま反撃、坂本のソロホームランで同点とすると小笠原の適時打で逆転に成功する。5回表にも小笠原のこの日2本目の適時打で1点を追加した。阪神は8回裏に満塁のチャンスをつくるが、ブラゼルが巨人4番手山口の前に凡退し得点ならず。9回裏も山口で抑えた巨人がファイナルステージ進出へ王手をかけた。巨人は先発・東野がポストシーズン初勝利。阪神は対巨人戦7連勝中だった能見が打たれ、打線も5安打1得点とふるわず初戦を落とした。

阪神vs巨人 第2戦

<阪神甲子園球場>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
巨人 0 0 0 0 2 0 3 2 0 7 14 1
阪神 2 0 1 0 1 2 0 0 0 6 10 2

開始14:00 終了17:46 3時間46分 46,875人

勝:越智(1勝0敗)
負:藤川球(0勝1敗)
セーブ:山口(2セ)
本:[巨]高橋1号(7回2点久保田)

打撃成績

<巨人>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 坂本 5 2 0 1 0 1
(一) 亀井 5 0 0 1 0 2
寺内 0 0 0 0 0 0
(三)一 小笠原 5 3 1 0 0 1
(左) ラミレス 4 2 3 0 0 1
走中 鈴木 0 0 0 0 0 0
(捕) 阿部 5 1 0 0 0 0
(右) 高橋 5 3 2 0 0 1
(中)左 長野 4 2 0 1 0 1
(二) 古城 3 0 0 0 1 0
越智 0 0 0 0 0 0
山口 0 0 0 0 0 0
(投) 朝井 0 0 0 0 0 0
李承ヨプ 1 0 0 0 0 0
グライシンガー 0 0 0 0 0 0
松本 1 0 0 0 0 1
MICHEAL 0 0 0 0 0 0
1 1 0 0 0 0
高木 0 0 0 0 0 0
脇谷 1 0 0 1 0 0

<阪神>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(右)左 マートン 4 2 0 1 0 0
(二) 平野 4 1 2 0 0 1
(遊) 鳥谷 5 2 0 0 0 1
(三) 新井 5 2 1 0 0 2
(捕) 城島 5 1 0 0 0 0
(一) ブラゼル 3 1 2 1 0 1
(左) 桜井 1 0 1 1 0 0
浅井 2 1 0 0 0 0
(中) 藤川俊 2 0 0 2 0 0
(投) 久保 2 0 0 0 0 0
上本 0 0 0 0 0 0
久保田 0 0 0 0 0 0
桧山 1 0 0 0 0 1
藤川球 0 0 0 0 0 0

投手成績

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
1 朝井 8 4 1 0 1 2
3 グライシンガー 12 2 1 0 0 1
1 MICHEAL 5 1 0 0 1 0
1 高木 6 1 2 0 1 2
1 1/3 越智 6 1 1 0 2 0
1 2/3 山口 6 1 0 0 1 0

<阪神>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 久保 28 9 0 1 7 0
1 久保田 7 3 0 0 0 0
2 藤川球 12 2 4 0 1 2

戦況

巨人は朝井が先発、阪神は久保が先発した。阪神は1回裏に新井、ブラゼルの適時打で2点を先制。3回裏にも桜井の犠牲フライで1点を加える。巨人は5回表に小笠原の適時打とラミレスの犠牲フライで1点差にまで詰め寄るが、阪神は5回裏にブラゼルの犠牲フライ、6回裏に平野の2点適時三塁打で一気に突き放す。対する巨人は7回表に久保田からエラー絡みで1点を返すと高橋由に2ラン本塁打が飛び出し再び1点差にまで迫る。阪神は8回表から守護神・藤川球を投入し逃げ切りを図るが、ラミレスに2点適時打を打たれ逆転を許す。常に劣勢だった巨人がこの試合初めてリードを奪うと、最後は山口が抑えて試合終了。巨人が連勝でファイナルステージ進出を決めた。阪神は2つのエラーが共に失点につながり、8回表から藤川球を投入する継投策も裏目に出て2試合連続の逆転負け。これまで出場したCSでは3回ともファーストステージでの敗退となった。

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