【2009年セリーグ2ndステージ】読売ジャイアンツ-中日ドラゴンズ

2009年のクライマックスシリーズ、セ・リーグのファイナルステージは、セリーグ優勝の読売ジャイアンツと2位中日ドラゴンズが東京ドームで対戦した。2007年のCS開始以来3年連続で東京ドームでの同一カードの対戦となった。

巨人vs中日 第1戦

<東京ドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
中日 5 0 1 0 0 1 0 0 0 7 10 0
巨人 0 1 0 0 0 0 1 0 0 2 5 0

開始18:00 終了21:11 3時間11分 41,259人

勝:小笠原(1勝0敗)
負:ゴンザレス(0勝1敗)
本:[中]野本1号(1回3点ゴンザレス) [中]ブランコ(3回1点ゴンザレス)

打撃成績

<中日>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 井端 4 2 0 1 0 0
(二) 荒木 4 1 0 0 0 0
(三) 森野 5 1 1 0 0 3
(一) ブランコ 2 2 1 1 1 0
(左) 和田 4 1 1 0 0 0
(右) 野本 3 1 3 0 0 0
打右 平田 1 0 0 0 0 0
(中) 藤井 4 1 0 0 0 1
高橋 0 0 0 0 0 0
浅尾 0 0 0 0 0 0
(捕) 谷繁 4 1 1 0 0 1
(投) 小笠原 2 0 0 0 0 1
井上 1 0 0 0 0 0
山井 0 0 0 0 0 0
小林正 0 0 0 0 0 0
河原 0 0 0 0 0 0
英智 1 0 0 0 0 0

<巨人>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 坂本 4 0 0 0 0 1
(中) 松本 3 0 0 0 0 0
金刃 0 0 0 0 0 0
鈴木 1 0 0 0 0 0
豊田 0 0 0 0 0 0
(三) 小笠原 4 2 0 0 0 1
(左) ラミレス 3 1 0 1 0 0
(一)中 亀井 4 0 0 0 0 0
(右) 3 0 0 1 0 0
(捕) 阿部 2 0 0 2 0 0
(二) 古城 4 2 1 0 0 0
(投) ゴンザレス 1 0 0 0 0 0
木村拓 1 0 0 0 0 1
M.中村 0 0 0 0 0 0
野間口 0 0 0 0 0 0
打一 李承ヨプ 0 0 1 0 0 0

投手成績

<中日>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 小笠原 20 3 2 0 1 1
1 1/3 山井 6 2 1 0 0 1
1/3 小林正 1 0 0 0 0 0
1/3 河原 1 0 0 0 1 0
1 高橋 3 0 0 0 1 0
1 浅尾 4 0 1 0 0 0

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 ゴンザレス 21 7 0 0 3 6
0/3 M.中村 1 0 0 1 0 1
2 野間口 10 2 2 0 1 0
1 金刃 3 0 0 0 1 0
1 豊田 4 1 0 0 1 0

戦況

中日は小笠原、巨人はゴンザレスが先発。中日は1回表に森野と和田のタイムリー、さらに野本の3ラン本塁打で一挙5点を上げ、3回表にブランコのソロ本塁打、6回表には谷繁のタイムリーで終始優位に試合を進めた。巨人は先発ゴンザレスが誤算。打線も中日先発・小笠原以下の投手陣に抑えられ、2回裏の古城のタイムリー、7回裏の李承燁の犠牲フライの2得点に終わった。中日は3年連続で第2ステージ初戦の勝利となり、巨人のアドバンテージ分を含めて1勝1敗とした。巨人はCS2ndステージ初戦で3年連続の初戦敗戦となった。

巨人vs中日 第2戦

<東京ドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
中日 2 0 0 0 0 0 0 2 0 4 8 0
巨人 1 0 1 3 1 0 0 0 × 6 15 0

開始18:00 終了21:53 3時間53分 40,452人

勝:オビスポ(1勝0敗)
負:チェン(0勝1敗)
セーブ:クルーン(1セ)
本:[中]森野1号(1回2点オビスポ) [中]藤井1号(8回2点越智) [巨]阿部1号(4回1点チェン)

打撃成績

<中日>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 井端 5 1 0 0 0 0
(二) 荒木 4 1 0 0 1 0
(三) 森野 5 1 2 0 0 2
(一) ブランコ 4 0 0 0 1 4
(左) 和田 4 2 0 0 0 1
(右) 野本 2 0 0 2 0 0
(中) 藤井 4 1 2 0 0 0
(捕) 谷繁 1 1 0 2 1 0
(投) チェン 2 0 0 0 0 1
パヤノ 0 0 0 0 0 0
鈴木 0 0 0 0 0 0
井上 0 0 0 0 0 0
平田 1 1 0 0 0 0
ネルソン 0 0 0 0 0 0
立浪 1 0 0 0 0 0
小林正 0 0 0 0 0 0

<巨人>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 坂本 4 2 1 0 0 0
(中) 松本 2 1 0 0 0 1
大道 1 1 2 0 0 0
走一 李承ヨプ 2 0 0 0 0 1
(三) 小笠原 4 3 1 1 0 0
走中 鈴木 0 0 0 0 0 0
(左) ラミレス 5 1 1 0 0 1
寺内 0 0 0 0 0 0
(一)中右 亀井 4 1 0 1 0 1
(右)左 4 1 0 0 0 0
(捕) 阿部 4 1 1 0 0 0
(二) 古城 4 2 0 0 0 2
(投) オビスポ 3 2 0 0 0 1
山口 0 0 0 0 0 0
脇谷 1 0 0 0 0 0
越智 0 0 0 0 0 0
クルーン 0 0 0 0 0 0

投手成績

<中日>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
3 1/3 チェン 20 9 1 0 3 5
1/3 パヤノ 3 1 1 0 0 0
1 1/3 鈴木 7 3 0 0 0 1
2 ネルソン 7 1 0 0 2 0
1 小林正 4 1 0 0 2 0

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 2/3 オビスポ 26 3 4 3 4 2
1 1/3 山口 4 1 0 0 1 0
2/3 越智 5 3 0 0 1 2
1 1/3 クルーン 5 1 0 0 2 0

戦況

中日はチェン、巨人はオビスポが先発。中日は1回表に森野の2ランで先制。巨人は小笠原が1回裏に適時打で1点を返す。さらに巨人は3回裏にはラミレスの適時打で同点とし、4回裏に阿部のソロホームラン、大道の2点適時2塁打で中日先発のチェンを攻略し、5回裏には坂本のタイムリーでリードを4点に広げた。中日は8回表に藤井が越智から2ラン本塁打を放ち、2点差まで追い上げるもここまで。巨人が継投で逃げ切って2ndステージ初勝利となった。巨人はこれでアドバンテージを含め2勝1敗とした。

巨人vs中日 第3戦

<東京ドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
中日 2 0 0 0 0 0 2 0 0 4 8 1
巨人 0 0 0 0 0 2 0 3 × 5 10 0

開始18:00 終了21:33 3時間33分 45,409人

勝:豊田(1勝0敗)
負:浅尾(0勝1敗)
セーブ:クルーン(2セ)
本:[中]森野2号(1回2点高橋尚) [巨]ラミレス1号(6回1点吉見) [巨]亀井1号(6回1点吉見)

打撃成績

<中日>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 井端 4 1 0 0 0 3
(二) 荒木 5 3 0 0 0 1
(三) 森野 4 1 3 0 0 2
(一) ブランコ 4 1 1 0 0 3
(左) 和田 3 0 0 1 0 0
(右) 平田 3 0 0 1 0 2
浅尾 0 0 0 0 0 0
(中)右 藤井 3 1 0 1 0 0
(捕) 谷繁 3 0 0 1 0 1
(投) 吉見 2 0 0 0 0 1
井上 1 1 0 0 0 0
高橋 0 0 0 0 0 0
英智 0 0 0 0 0 0
立浪 1 0 0 0 0 0

<巨人>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 坂本 3 0 0 1 0 0
(中) 松本 4 2 0 0 0 0
(三) 小笠原 4 1 0 0 0 0
(左) ラミレス 4 1 1 0 0 1
工藤 0 0 0 0 0 0
(一)右 亀井 4 1 1 0 0 0
(右) 2 0 0 0 0 1
越智 1 0 0 0 0 1
山口 0 0 0 0 0 0
豊田 0 0 0 0 0 0
脇谷 1 1 2 0 0 0
クルーン 0 0 0 0 0 0
(捕) 阿部 3 2 0 1 0 1
(二) 古城 4 1 0 0 0 0
(投) 高橋尚 1 0 0 0 0 1
打一 李承ヨプ 2 1 0 0 0 1

投手成績

<中日>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 吉見 24 7 0 0 4 2
1 高橋 3 0 0 0 2 0
1 浅尾 8 3 2 0 0 0

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 高橋尚 21 5 2 0 9 2
1 1/3 越智 8 2 2 0 2 2
2/3 山口 3 1 0 0 0 0
1 豊田 3 0 0 0 1 0

戦況

中日は吉見、巨人は高橋尚が先発。中日は1回表に森野が前日に続いて2ラン本塁打を放ち、3試合連続で先制。巨人は6回裏に吉見からラミレス、亀井が2者連続で本塁打を放ち同点に追いつくが、中日は7回表に森野のセカンドゴロの間に1点を上げ勝ち越しに成功、続くブランコの適時打でさらに突き放した。しかし巨人は8回裏に浅尾を攻め、亀井の打球を井端がファンブルして1点差とし、さらに脇谷の2点タイムリーで逆転。最後は守護神・クルーンが締め、巨人がアドバンテージ分を含めての3勝1敗と日本シリーズ進出へ王手をかけた。中日はセットアッパー浅尾が誤算。守備も乱れて痛い敗戦となった。

巨人vs中日 第4戦

<東京ドーム>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
中日 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2 6 1
巨人 2 0 5 0 0 1 0 0 × 8 9 1

開始18:00 終了21:37 3時間37分 46,535人

勝:越智(1勝0敗)
負:中田(0勝1敗)
本:[中]ブランコ2号(4回1点東野) [巨]谷1号(3回4点中田)

打撃成績

<中日>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 井端 4 1 0 0 0 1
(二) 荒木 4 1 1 0 0 2
(三) 森野 4 0 0 0 0 2
(一) ブランコ 4 1 1 0 0 2
(左) 和田 4 0 0 0 0 2
(右) 野本 4 1 0 0 0 1
(中) 藤井 2 0 0 1 0 0
立浪 1 0 0 0 0 0
(捕) 谷繁 4 2 0 0 0 0
(投) 中田 0 0 0 0 0 0
パヤノ 0 0 0 0 0 0
井上 1 0 0 0 0 0
小林正 0 0 0 0 0 0
河原 0 0 0 0 0 0
小池 1 0 0 0 0 0
ネルソン 0 0 0 0 0 0
伊藤 0 0 0 0 0 0

<巨人>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 坂本 4 2 0 1 0 1
(中)右 松本 2 1 0 1 0 1
(三) 小笠原 3 1 0 2 0 1
寺内 0 0 0 0 0 0
(左) ラミレス 5 1 2 0 0 2
クルーン 0 0 0 0 0 0
(一) 亀井 4 3 1 0 0 0
(右) 4 1 4 0 0 2
工藤 0 0 0 0 0 0
(捕) 阿部 2 0 0 2 0 0
(二) 古城 4 0 0 0 0 1
(投) 東野 1 0 0 0 0 0
越智 1 0 0 0 0 0
豊田 0 0 0 0 0 0
谷脇 1 0 0 0 0 0
山口 0 0 0 0 0 0
鈴木 0 0 0 0 0 0

投手成績

<中日>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
2 0/3 中田 16 6 3 0 3 5
2 パヤノ 8 1 1 0 3 0
1 1/3 小林正 6 1 1 0 1 1
2/3 河原 2 0 0 0 0 0
1 ネルソン 4 0 1 0 0 0
1 伊藤 4 1 0 0 1 0

<巨人>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
4 1/3 東野 20 6 0 0 3 1
1 2/3 越智 6 0 1 0 3 0
1 豊田 3 0 0 0 1 0
1 山口 3 0 0 0 3 0
1 クルーン 3 0 0 0 0 0

戦況

中日は中田、巨人は東野が先発。巨人は1回裏に中日先発・中田のエラーと亀井のタイムリーで2点を先制。巨人は、第4戦目にして初めて先制点を挙げる。3回裏にはラミレスのタイムリー、谷の満塁本塁打で一気に5点を挙げ中田を攻略。中日は4回表にブランコのソロ本塁打で1点を返し、5回表には荒木の適時打で1点を上げ、巨人先発・東野を降板させる。さらに1死満塁のチャンスだったが、リリーフ登板した越智の前に森野、ブランコが2者連続三振で得点できず。巨人は6回にも追加点を挙げて、そのまま巨人はリードを守りきって勝利。成績を4勝1敗として、2年連続32回目の日本シリーズ進出を決めた。一方中日は投手陣が崩れて敗戦となった。中日の立浪と井上はこの日をもって現役生活最後の試合となった。

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