【2008年パリーグ1stステージ】オリックスバファローズ-北海道日本ハムファイターズ

2008年のパリーグのクライマックスシリーズ1stステージは3位の北海道日本ハムファイターズと2位のオリックスバファローズが京セラドーム大阪で対戦した。オリックスは初のクライマックスシリーズ進出で地元でのCSとなった。日本ハムは前年度についで2回目のCSとなったが、1stステージは初めてとなった。(パリーグ・プレーオフ含めると2004年、2006年についで4回目となる。)

なお、このシリーズはJsportsが冠スポンサーについたので、「J SPORTS クライマックス パ」となっている。冠スポンサーはパリーグは2年連続でついたが、2007年、2008年以降はスポンサーがつくことはなくなった。

オリックスvs日本ハム 第1戦

<京セラドーム大阪>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
日本ハム 0 1 0 0 0 3 0 0 0 4 5 1
オリックス 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 9 0

開始14:30 終了17:46 3時間16分 25,532人

勝:ダルビッシュ(1勝0敗)
負:近藤(0勝1敗)
本:[日]スレッジ1号(2回1点近藤)

打撃成績

<日本ハム>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 田中 4 0 0 0 0 0
(中) 森本 3 0 0 1 0 0
(右) 稲葉 4 0 0 0 0 0
紺田 0 0 0 0 0 0
(指) スレッジ 4 2 1 0 0 0
(一) 高橋 3 1 1 0 1 0
稲田 0 0 0 0 0 0
(三)一 小谷野 4 1 1 0 0 0
(左) 糸井 3 0 0 1 0 1
(捕) 鶴岡 3 1 1 0 0 0
(遊) 金子誠 3 0 0 1 0 0

<オリックス>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(中) 坂口 4 2 0 0 0 2
(右) 下山 3 1 0 1 0 1
(一) カブレラ 3 2 1 0 0 1
(指) ローズ 4 0 0 0 0 2
(二)遊 後藤 4 0 0 0 0 2
(捕) 日高 3 1 0 1 0 1
(三) 北川 3 0 0 0 0 1
濱中 1 0 0 0 0 1
(左) 小瀬 3 3 0 0 0 0
(遊) 大引 2 0 0 0 0 2
打二 一輝 1 0 0 0 0 1

投手成績

<日本ハム>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
9 ダルビッシュ 34 9 2 0 14 0

<オリックス>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 1/3 近藤 24 5 2 1 1 4
2/3 川越 3 0 1 0 0 0
1 吉野 3 0 0 0 0 0
1/3 清水 1 0 0 0 0 0
2/3 岸田 2 0 0 0 0 0
1 金子 3 0 0 0 0 0

戦況

日本ハムはダルビッシュ、オリックスは近藤が先発。日本ハムは2回表、スレッジのソロホームランで先制。さらに6回表には高橋、小谷野の連続タイムリーと鶴岡の犠飛で3点を追加。オリックスは日本ハム先発のダルビッシュに対し、新人小瀬の3安打など日本ハムを上回る9安打を放つものの3併殺打でチャンスを生かせず、8回裏にカブレラの犠飛で1点を返すにとどまった。日本ハムはダルビッシュが14奪三振の完投勝利で日本ハムが2ndステージ進出に王手をかけた。

オリックスvs日本ハム 第2戦

<京セラドーム大阪>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
日本ハム 0 2 0 0 1 0 4 0 0 7 13 0
オリックス 0 0 0 1 0 0 0 1 0 2 6 2

開始14:30 終了17:54 3時間24分 26,703人

勝:藤井(1勝0敗)
負:小松(0勝1敗)
本:[日]ボッツ1号(7回2点川越)

打撃成績

<日本ハム>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(右) 糸井 5 0 0 0 0 1
(中) 森本 4 0 0 1 0 0
(二) 田中 5 3 0 0 0 1
(一) スレッジ 4 0 0 1 0 2
稲田 0 0 0 0 0 0
(捕) 高橋 5 0 0 0 0 2
中嶋 0 0 0 0 0 0
(三)一 小谷野 5 3 1 0 0 0
(左) 坪井 4 4 1 0 0 0
走左 工藤 1 0 0 0 0 0
(指) ボッツ 3 2 2 1 0 0
(遊) 金子誠 3 1 2 0 0 0
小田 1 0 0 0 0 0
飯山 0 0 0 0 0 0

<オリックス>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 一輝 3 2 0 1 0 0
(右) 下山 3 1 0 0 0 0
打右 松村 1 0 0 0 0 0
(一) カブレラ 3 0 1 0 0 0
(指) ローズ 3 1 1 1 0 0
(左) 濱中 3 0 0 0 0 1
小瀬 0 0 0 1 0 0
(捕) 日高 3 0 0 1 0 0
(三) 北川 4 1 0 0 0 0
(遊) 後藤 4 0 0 0 0 2
(中) 坂口 4 1 0 0 0 0

投手成績

<日本ハム>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 0/3 藤井 22 3 2 0 1 1
2 建山 9 3 0 0 1 1
1 MICHEAL 5 0 2 0 1 0

<オリックス>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
6 小松 29 8 3 0 2 2
1/3 菊地原 2 1 0 0 0 1
1/3 岸田 3 2 0 0 1 2
1/3 川越 2 1 0 0 0 1
1 1/3 吉野 4 0 0 0 3 0
2/3 加藤 3 1 0 0 0 0

戦況

日本ハムは藤井、オリックスは小松が先発。日本ハムは2回表、金子誠の2点適時内野安打で先制。5回表にはオリックスの守備の乱れにより中押し点を挙げる。さらに7回表には小谷野、坪井の連続適時打とボッツの2ラン本塁打で4点を追加し勝負を決めた。日本ハム先発の藤井は7回途中で降板したが3被安打1失点の好投。最後は守護神MICHEALで締めた。オリックスは4回裏にローズの適時打で1点差としたが勝ち越せず、先発の小松は味方の守備に足を引っ張られ6回3失点で降板し、そのまま敗戦投手となり、レギュラーシーズンからの連勝が9で止まった。オリックスは地元でのCSとなったが、2連敗で第1ステージ敗退となった。日本ハムは前年度に続いて2ndステージへと進むことになった。

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