【2007年パリーグ1stステージ】千葉ロッテマリーンズ-福岡ソフトバンクホークス

2007年のパリーグのクライマックスシリーズ1stステージは3位の福岡ソフトバンクホークスと2位の千葉ロッテマリーンズが千葉マリンスタジアムで対戦した。2004年から2006年の3年間プレーオフ制度を導入していたパリーグだったが、この年からセリーグもプレーオフ制度を導入し、セパ両リーグともにクライマックスシリーズという名前で統一することになった。

なお、このシリーズは冠スポンサーにヨドバシカメラがついたの「ヨドバシカメラ クライマックス パ」という名称で行われることになった。また第一生命、スカイパーフェクトTV!の2社も協賛している。

ロッテvsソフトバンク 第1戦

<千葉マリン>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
ソフトバンク 0 0 3 1 0 0 0 0 0 4 5 0
ロッテ 0 0 3 2 1 1 0 1 × 8 9 1

開始13:00 終了16:30 3時間30分 30,010人

勝:渡辺俊(1勝0敗)
負:斉藤和(0勝1敗)
本:[ロ]オーティズ1号(5回1点柳瀬)

打撃成績

<ソフトバンク>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(二) 本多 4 1 0 0 0 1
(遊) 川崎 3 0 1 0 0 0
(指) 松中 4 1 1 0 0 2
(三) 小久保 4 0 0 0 0 0
(右) 柴原 4 1 0 0 0 2
(左) 大村 3 0 0 0 0 0
(中) 多村 3 1 0 1 0 1
(一) 本間 2 0 0 0 0 1
(捕) 的場 1 1 1 0 0 0
アダム 1 0 0 0 0 1
田上 0 0 0 0 0 0

<ロッテ>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) TSUYOSHI 5 2 2 0 0 1
(中) 早川 4 1 2 0 0 2
(二) オーティズ 4 1 1 0 0 1
(右) サブロー 4 1 2 0 0 0
(捕) 里崎 3 0 0 1 0 1
(左) 大松 3 0 0 1 0 1
走左 大塚 0 0 0 0 0 0
(指) ベニー 4 1 0 0 0 0
(一) 福浦 2 1 0 2 0 0
(三) 今江 1 1 1 3 0 0

投手成績

<ソフトバンク>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
4 斉藤和 20 6 3 0 3 5
1 1/3 柳瀬 8 2 2 0 2 2
1 2/3 藤岡 6 0 1 0 0 0
1 篠原 4 1 1 0 1 1

<ロッテ>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
9 渡辺俊 34 5 1 0 7 1

戦況

ソフトバンクは斉藤和己、ロッテは渡辺俊介が先発。ソフトバンクが3回に本多、松中のタイムリーで3点を先制するも、その裏にロッテも4者連続安打にサブローのタイムリーも飛びだし、同点に追いつく。4回にソフトバンクが的場のタイムリーで勝ち越すも、その裏ロッテがTUYOSHIのタイムリーと早川の犠牲フライで逆転。斉藤和己をマウンドから降ろすと、その後も小刻みに追加点を奪ったロッテが先勝。2ndステージ進出に王手をかけた。ソフトバンクは先制しながらもエース斉藤和己が4回でKOされるなど投手陣が打ち込まれ、後がなくなった。

ロッテvsソフトバンク 第2戦

<千葉マリン>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
ソフトバンク 2 4 0 1 1 0 0 0 0 8 15 0
ロッテ 0 0 1 0 0 0 2 0 0 3 7 0

開始18:16 終了21:29 3時間13分 29,411人

勝:杉内(1勝0敗)
負:小林宏(0勝1敗)
本:[ソ]松中1号(4回1点小宮山) [ソ]ブキャナン1号(5回1点小宮山) [ロ]福浦1号(7回2点杉内)

打撃成績

<ソフトバンク>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 川崎 4 3 0 1 0 0
(二) 本多 3 2 1 0 0 0
(指) 松中 5 2 3 0 0 0
(三)一 小久保 3 2 0 1 1 0
(左) 大村 3 1 3 0 0 0
0 0 0 0 0 0
(捕) 田上 5 0 0 0 0 2
(中) 多村 5 2 0 0 0 0
(一) ブキャナン 2 2 1 1 0 0
松田 2 1 0 0 0 0
(右) 柴原 2 0 0 0 0 0

<ロッテ>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) TSUYOSHI 4 3 1 0 0 0
(中) 早川 4 0 0 0 0 1
(指) 竹原 3 0 0 0 0 2
打指 大松 1 0 0 0 0 0
(右) サブロー 4 0 0 0 0 1
(捕) 里崎 3 0 0 1 0 1
(左) ベニー 4 0 0 0 0 2
(二) オーティズ 4 1 0 0 0 1
(一) 福浦 3 2 2 1 0 0
(三) 今江 4 1 0 0 0 1

投手成績

<ソフトバンク>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
7 杉内 29 7 1 0 6 3
1 水田 3 0 0 0 1 0
1 馬原 4 0 1 0 2 0

<ロッテ>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
1 1/3 小林宏 11 5 2 0 0 6
1/3 高木 3 1 0 1 0 0
3 小宮山 14 6 0 0 1 2
1 1/3 藤田 5 1 0 0 0 0
1 萩田 3 1 0 0 0 0
1 川崎 5 1 1 0 0 0
1 小林雅 3 0 0 0 1 0

戦況

ソフトバンクは杉内、ロッテは小林宏が先発。初回表にソフトバンクが松中の2点タイムリーで先制すると、2回表にも制球が乱れたロッテ先発・小林宏之を攻め込み、この回途中でマウンドから降ろすと、さらに2番手高木晃次を攻め立て一挙に4点を奪って試合の主導権を握った。
打線から大量リードをもらった先発・杉内俊哉は3回にはTSUYOSHIのタイムリーで1点を奪われる。さらにロッテは7回裏には福浦が2ランを放ち、粘りを見せるもソフトバンクが8回から継投で逃げ切って勝利。対戦成績を1勝1敗に戻した。
ロッテは小林宏之の乱調で試合の主導権を握れなかった。

ロッテvsソフトバンク 第3戦

<千葉マリン>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0
ロッテ 0 0 0 0 0 4 0 0 × 4 6 0

開始18:16 終了21:23 3時間7分 30,011人

勝:成瀬(1勝0敗)
負:スタンドリッジ(0勝1敗)
本:

打撃成績

<ソフトバンク>

ポジション 先攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) 川崎 4 2 0 0 0 1
(二) 本多 3 0 0 0 0 0
松田 1 0 0 0 0 0
(指) 松中 4 0 0 0 0 1
(三) 小久保 3 1 0 0 0 1
(左) 大村 3 1 0 0 0 0
(中) 多村 3 0 0 0 0 2
(一) ブキャナン 3 0 0 0 0 1
(右) アダム 3 1 0 0 0 1
(捕) 田上 3 0 0 0 0 1

<ロッテ>

ポジション 後攻 打数 安打 打点 四球 死球 三振
(遊) TSUYOSHI 3 1 0 1 0 1
(中) 早川 3 0 0 1 0 0
(一) 福浦 3 1 0 1 0 0
(右) サブロー 4 2 3 0 0 0
(捕) 里崎 2 1 1 0 0 1
(左) 大松 3 1 0 0 0 0
走左 大塚 1 0 0 0 0 1
(二) オーティズ 3 0 0 0 0 2
(指) 橋本 3 0 0 0 0 0
(三) 今江 2 0 0 1 0 0

投手成績

<ソフトバンク>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
5 1/3 スタンドリッジ 22 3 3 0 3 4
1 2/3 水田 7 2 1 0 1 0
1/3 篠原 1 0 0 0 0 0
2/3 藤岡 3 1 0 0 1 0

<ロッテ>

回数 投手 打者 安打 四球 死球 三振 自責
9 成瀬 30 5 0 0 8 0

戦況

ソフトバンクはスタンドリッジ、ロッテは成瀬が先発。両投手の投げ合いが続き、5回までお互いに無得点のままとなるが、6回裏
ソフトバンク先発のスタンドリッジが制球を乱し3者連続四球で、ロッテが満塁のチャンスを作ると4番サブローが右中間へのタイムリースリーベースを放ち、均衡を破る。さらにその後1点を追加したロッテは先発成瀬がソフトバンク打線を5安打無四球の好投で完封勝利。ロッテが2勝1敗で2ndステージ進出を決めた。
ソフトバンクは2004年から4年連続でプレーオフで勝ち進めず、敗れる形となった。

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